●ドリルで学ぶ、やる気が続く!日本将棋連盟公式ドリル「将棋入門ドリル」 (2012年04月11日)
将棋をやったことはありますか?駒の動かし方をはじめとしたルールが取っつきにくいイメージで、子どもに「教えて」と言われても困ってしまう大人もいるかもしれませんね。静かなゲームというイメージですが、強豪同士の対戦は「盤上の格闘技」と呼ばれるほど、鬼気迫るものがあるそうです。
くもん出版から、日本将棋連盟公式ドリル「将棋入門ドリル」(全3巻)が刊行中です。現在ステップ1、ステップ2が刊行されており、2012年5月にステップ3が刊行予定で、小学校低学年から大人まで、最初の一歩から将棋を学べるシリーズです。「くもん」と言えば基礎学力を伸ばす学習塾や、プリント方式の教材出版などで知られていますが、「将棋入門ドリル」もそのノウハウを活かした、1枚ずつ採点していくプリント方式になっています。
ステップ1は「将棋ははじめて!」の人向けです。駒の動かし方や王手などの基本ルールを学びます。ステップ2では「これから対戦にチャレンジしたい!」人に。対戦で活かせる「指し方のお手本」を学びます。ステップ3は「対戦で、もっと強くなりたい!」人向け。守りや攻め方など「勝つための方法」を学びます。
問題は少しずつレベルアップし、解きながら「そうか!」「なるほど!」と気づける「スモールステップ」なので、無理なく棋力を高めることができます。「将棋の指し方」といった解説書では途中で飽きてしまう、という人でも、一枚一枚解いていくプリント方式で、やる気を持続させながら少しずつステップアップしていくことができます。
問題は1問ごとに、日本将棋連盟が入門者にとってふさわしいと認めたもので、日本将棋連盟によるはじめての公式ドリルとなります。ドリルを最後までやりきったごほうびに、巻末には日本将棋連盟からの「表彰状」もついています。がんばった子どもに、名前と日付を書いて渡してあげれば、この上ない達成感を味わえそうですね。ただし、この表彰状は級位を認定するものではありません。
表紙に登場する羽生善治氏は、小学校低学年の頃に友達に駒の動かし方を教わったのが将棋を始めるきっかけだったそうです。しばらくやっていないお父さんや、駒の動かし方を知らないお母さんも、一緒に取り組んでみるといいかもしれませんね。天気の悪い休日など、家族で将棋大会というのも乙なものですよ。
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投稿者 kksblog : 2012年04月11日 09:10