●「成長分野等における中核的専門人材養成について」基本方針~文部科学省 (2012年04月10日)
文部科学省は、 「成長分野等における中核的専門人材養成事業企画推進委員会」において、日本を支える分厚い中間層としての中核的専門人材養成の在り方について、このたび報告書(基本方針)を取りまとめました。
報告書は、文部科学省のホームページで公開されています。
報告書のポイントとしては、以下のようなことがあります。
経済社会の変化やグローバル化等が進む中、日本の経済社会がいっそう発展するためには、 経済発展の先導役となる産業分野等への人材移動を円滑に進めることが不可欠であり、また、その人材が有する専門技術を高めていくことが、不可欠となります。
このためには、産業界等と教育機関との連携強化を図りつつ、それぞれの人が、自らの希望する職業生活に必要な知識・技術・技能等を生涯にわたり継続し修得し、職業能力向上を目指すことができる社会の実現を目指すことが大切であるとしています。
それを実現するために、「学校」と「職場」の間の円滑な選択・移動が可能となる学習システムを構築する、としています。
その具体的な今後の方策として、産学官コンソーシアムを整備し、産業界等のニーズを踏まえた人材養成策の策、また、社会人等が実践的な職業能力を向上するための新たな学習システムの開発、そして、各分野における専門的・実践的な教育の質の保証・向上のための仕組みづくり等が指摘され、来年度から実証段階に入っていきます。
経済成長のためには、専門的な分野を掘り下げることが必要であり、そうすることによって、働く意欲や生きがいも感じられていくことでしょうね。
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投稿者 kksblog : 2012年04月10日 14:03