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教育分野における革新的なプロジェクトを募集~テーマは「教育革新」 (2012年04月09日)

革新的アプローチを通じて教育の未来を拓くことを目的とする国際教育改革サミット(World Innovation Summit for Education、以下WISE)は、2012年度「WISEアワード」の応募受付を開始すると発表しました。
本年度の「WISEアワード」のテーマは「教育革新」です。

「WISEアワード」は教育分野における先駆的なプロジェクトを対象に、6つの優れたプロジェクトを選出するもので、2012年11月13日から15日にかけてカタールのドーハで開催される同サミットで表彰されます。

今年で4回目となる「WISEアワード」では、教育及び社会に変革をもたらしている革新的な教育プロジェクトを、世界中のあらゆる教育機関、教育関係者から募ります。応募の受付期間は2012年4月1日から5月31日までです。

受賞プロジェクトは、WISEサミットでの表彰に加え、多数のメディアに取り上げられることから、その業績やプロジェクトの進展を広く周知することにつながります。さらに、各受賞プロジェクトには賞金2万米ドルが授与されます。

詳細


2012 年度「WISEアワード」のひとつは、初等教育支援のためのファイナンス・プロジェクトに与えられる予定です。同プロジェクトは、初等教育の普及を目指す国際連合のプログラム「国連ミレニアム開発目標2(Millennium Development Goal 2: MDG2)」に対して、カタール財団議長のシェーハ・モザ妃殿下が支援したもので、MDG2の達成をめざす革新的なプロジェクトを支える役割を担っています。

審査委員会による審査を通じて、24のプロジェクトが2012年7月に発表され、その後、教育分野の世界的な権威が最も優秀な6のプロジェクトを決定します。「WISEアワード」の最終選考結果は、2012年9月に発表予定です。

WISE議長兼WISE審査委員会議長のアブドゥッラー・ビン・アリ・アール・サーニ博士は次のように述べています。
「過去3年間、WISEアワードには、世界中の人々の生活に顕著な影響を与えている非常に興味深いプロジェクトに関する数多くの応募がありました。革新的な試みが拡大し、利用され、類似の活動が増えることで、幅広い層に好影響を与え、メリットをもたらすためには、そうした素晴らしい活動を認めて、あらゆる人に周知しなければなりません」

2009年度「WISEアワード」を受賞した、米国のNPO法人Currikiで会長兼常任理事を務めるキム・ジョーンズ(Kim Jones)氏は、次のように述べています。
「WISEアワードの受賞は、我々の活動を広く知ってもらう機会となりました。受賞後、Currikiへの注目が高まり、中東地域の教育関係者に対してオープンな学習リソースがもたらす利点について理解を深めることにつながりました。結果として、中東地域は米国外の世界中のCurrikiのユーザグループの中でも最も急速に発展し、10万人以上の教育関係者が利用する一大グループに成長を遂げました。WISEアワードの受賞は、グローバルかつオープンな学習リソースへのアクセスに対する、地域レベルでのニーズを理解するのに非常に有益なものでした」



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投稿者 kksblog : 2012年04月09日 17:20


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