●標本棟に入ることができるツアーやトークイベントも~「科博オープンラボ」 (2012年04月10日)
国立科学博物館により、「科博オープンラボ2012」が4月22日(日)に開催されます。
同博物館は、自然史と科学技術史の研究機関として、5つの研究部が設置されています。これまで東京・新宿にあった動物・地学・人類・理工学の4つの研究部と日本橋にあった産業技術史資料情報センターの研究機能、そして400万点を超える貴重な標本・資料がつくば市に移転。今年度からすでに筑波地区で活動していた植物研究部と4つの研究部が一か所に集合して筑波研究施設となりました。
この「科博オープンラボ」は、研究施設で行われている研究内容を広く人々に知ってもらうための特別公開イベントです。
イベントは大きく分けて3つおこなわれます。1つ目は、たくさんの重要な標本が入っている標本棟に入ることができる「標本ツアー」です。研究員が一緒について解説してくれます。
2つ目は、研究部企画イベント。それぞれの研究部の内容について知ることができます。たとえば理工学研究部では双眼鏡の分解組立実演、動物研究部ではイルカの解剖の見学、人類研究部では骨から見る日本人の歩みや模型から見る人類の進化などを学ぶことができます。さらに、植物研究部や地学研究部でも、海藻押し葉体験や化石の観察などが実施される予定です。
イベントの3つ目は、スペシャルトーク&パネル展です。トークイベントでは、実際の研究員から直接研究の話を聞くことができます。どんな場所に出かけてどんな活動をしているのかを5人の研究員がお話しします。
もう一つのトークテーマは「被災標本のレスキュー」です。東日本大震災で被災した東北地方のミュージアムの標本について、実際にレスキュー活動を行った研究員から話を聞くことができます。さらに写真で活動の様子を見ることも可能です。
知的好奇心がくすぐられるような企画に、親子で積極的に参加してみてはいかがでしょう?
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投稿者 kksblog : 2012年04月10日 21:41