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●人生100年時代の到来で生涯学習の在り方を考える~文部科学省 (2012年04月07日)
文部科学省が、「超高齢社会における生涯学習の在り方に関する検討会」による、長寿社会のおける生涯学習の在り方についての報告書をとりまとめ公表しました。
人生100年時代の到来。「高齢社会」の言葉の持つ、マイナスのイメージから脱却し、健康で生きがいをもって高齢期を迎えるために、人生100年時代を想定した人生設計を行なうことが必要。そして、社会から支えられる存在ではなく、地域が抱える課題を解決する「地域社会の主役」として活躍できる環境を整備することが必要としています。
そこで、重要な役割を担うのが生涯学習です。生涯学習は、「生きがいの創出」、「地域が抱える課題の解決」、「新たな縁・絆の構築」、「健康維持・介護予防」につながります。
学習活動や地域活動を通じた生きがいの創出により、豊かな第二、第三の人生が実現。自立や協働の学びを通して地域が抱える課題解決の担い手として活躍することにより地域の活性化に寄与します。そして社会とのつながりを持ち、地域での社会的孤立を防止します。また、体を動かすことで、健康維持・介護予防を行ない、社会保障費の抑制に寄与します。
報告書では、今後の具体的方策として、「学習者の参画による協働型学習プログラムの開発及び提供」、「成果活用の仕組みづくり」、「コーディネーター人材の養成」、「情報発信・情報収集」が必要としています。いくつになっても学ぶ幸せを感じられる社会であるといいですね。
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投稿者 kksblog : 2012年04月07日 23:23
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