●平成23年度「青少年有害環境モニター調査」結果 ~内閣府~ (2012年04月06日)
内閣府は、平成23年度「青少年有害環境モニター調査」の結果をホームページに公開しました。この調査は、青少年有害環境の実情把握、有害環境から守るための施策、関係業界の自主規制を促すことを目的に、全国の青少年育成関係者にモニター委嘱して調査しているものです。
調査でモニターが知り得た有害情報としては、「インターネット上の各種サイト」13.5%、「酒・たばこ」12.8%、「携帯電話」10.6%が上位3項目です。モニターが深刻であると思う有害情報を5つまで尋ねたところ、「携帯電話」(75.4%)、「インターネット上の各種サイト」(74.3%)が高い割合になっていて、「大麻などの薬物」(40.7%)も4割を超えています。
そして青少年を有害環境から守るために地域で行われている活動や取組としては、「地域の巡回パトロールや街頭補導」(89.8%)、「通学路の見守りや声かけ」(85.8%)が高くなっており、以下、「青少年指導や育成活動」(69.5%)と続いています。
効果的であった事例を尋ねた質問では、「あいさつ・声かけ推進」「地域パトロール・補導活動」「イベント・校外活動」のほか、警察や生徒指導担当の先生との「情報交換」も挙げられています。
国や自治体が取組むべき有害環境対策のうち効果的だと思う対策を尋ねたところ、「保護者への指導の強化」(50.9%)が最も高く5割を超えています。それ以外には、「学校教育の充実」(38.3%)、「情報の共有」(35.3%)がありました。
青少年を有害環境から守るためには、家庭と地域、学校の連携が必要なようです。多くの人との交流を通して人と係わる経験を多く持つことが、子ども自身の抑止力につながり、結果として有害環境から距離を置く結果になるようですね。
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投稿者 kksblog : 2012年04月06日 22:00