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●教員の年齢は上昇傾向、小中高の教員採用は増加『学校教員統計調査』 (2012年04月06日)
文部科学省が、平成22年度『学校教員統計調査』の調査結果を取りまとめ、公表しました。
調査は、学校の教員構成並びに教員の個人属性、職務態様及び異動状況等を明らかにすることを目的として、3年ごとに実施しています。
調査結果から、平成19年度より、小学校、中学校の教員は増加、高等学校は減少。女性教員の割合は、小学校及び中学校はほど横ばい、高等学校で増加傾向です。教員の平均年齢は、小学校を除く学校種で上昇し、過去最高となっていることがわかりました。
小学校の教員の平均年齢は44.4歳で、前回調査より0.1歳低下。中学校は44.2歳で0.3歳上昇、高等学校は45.8歳で0.5歳上昇しています。さらに、50歳以上の比率はどの学校種も上昇しています。なお、すべての学校種において、50歳代の教員が35%以上を占める都道府県の数は増加しているようです。
採用者数は増加。採用前の状況をみると、新卒以外では民間企業出身者や非常勤講師などが多いようです。なお、家庭の事情や転職などを理由に離職者も増加しています。一方で、大学や短期大学の採用者数は減少。学部新規卒業者、大学院修了者、民間企業出身者などが減少しており、あわせて離職者も減少しています。
調査結果を参考に、教員や学校現場の質が向上するように改善されていくといいですね。
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投稿者 kksblog : 2012年04月06日 17:41
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