●家庭教育支援の推進に関する検討委員会報告書「つながりが創る豊かな家庭教育」 (2012年04月06日)
家庭教育支援の推進に関する検討委員会報告書「つながりが創る豊かな家庭教育」が、文部科学省のホームページにて、公開されています。
平成23年5月に「家庭教育支援の推進に関する検討委員会」が設置され、家庭教育をめぐる現状と課題の整理、今後の支援のあり方等について検討が行われてきました。「つながりが創る豊かな家庭教育」は、その報告書として、とりまとめられたものです。
報告書のポイントは、大きく2つの内容で、まとめられています。1つは「家庭教育をめぐる現状と課題」で、もう1つは「家庭教育支援のあり方と方策」です。
1つ目の「家庭教育をめぐる現状と課題」では、「家庭教育が困難になっている社会である」ということについて、まとめられています。
現在、家庭の教育力の低下という認識がされているものの、家庭は、家庭教育に努力している傾向が見られ、親子の育ちを支える人間関係の弱まり、社会経済の変化等を踏まえ、現代の社会を「家庭教育が困難になっている社会」と、まず認識することが必要である、としています。
それを踏まえた上での、2つ目の「家庭教育支援のあり方と方策」では、「基本的な方向性と具体的方策が必要である」として、まとめられています。
家庭教育が家庭内に閉じて行われるのではなく、親も子も地域や社会とのつながりや関わり合いを持つことが重要であり、それが家庭教育の内容の豊かさにつながる、ということです。
将来的に考えて、社会全体で子育てをしていくということが、大切だということですね。
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投稿者 kksblog : 2012年04月06日 00:42