KKSブログ: ５月２１日の日食の観察における注意を呼びかけ～文部科学省

５月２１日に、日本全域でみられる日食が起こります。なかでも、九州地方南部から関東地方付近にかけての帯状の範囲では、太陽の中央部分が月に隠されて太陽がリング状に見える「金環日食」になります。

このような機会は幼児・児童・生徒の自然や科学への関心を深める好機です。しかし、過去の日食において、不適切な観察方法により目に障害を与えた例があることから、文部科学省では、全国の都道府県の教育委員会等に対し、日食の観察における注意事項についての事務連絡や資料の送付などを行ない、注意を喚起しています。

日食の始まりは午前６時台、終わりは午前９時前後で、金環日食で注目の時間は午前７時半ごろです。安全には十分配慮して、日食観察を行なうことが求められます。適切な観察方法を周知して、日食網膜症を防ぐこと、朝の通学途中に観察しないよう、危険のない観察環境を検討することが必要です。

国立天文台や２０１２年金環日食日本委員会のホームページなどでは、日食に関する知識、時刻、安全な観察方法などの情報提供があります。貴重な機会なので、ぜひ安全は方法で観察を。晴天になるといいですね。

教育家庭新聞社
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