●学校でできる省エネルギー対策の取り組み事例集を取りまとめ 文部科学省 (2012年04月04日)
文部科学省は、小学校や中学校で活用できる省エネルギー対策の取り組み事例集を取りまとめ、ホームページ上に掲載しています。地球温暖化や東日本大震災による福島原発事故に起因する電力不足が社会問題になっています。ひとつひとつの学校では小さくとも、全ての学校が省エネに取り組むことが大きな効果が期待できます。
活用事例集は学校で活用できる省エネ資料として140ページを超えるもので、省エネに取り組む3ステップを具体的に紹介しています。STEP1では、今すぐにでも始められる省エネ、STEP2では少し時間をかけてトライする省エネ、STEP3は地球を守るために計画的に取り組んでほしいチャレンジです。
教育委員会・校長・教員・事務職員等・給食調理員・児童/生徒が、それぞれの立場からシーンにあった取り組み方を掲載しています。それぞれに導入のしやすさの目安を5段階で、そして期待できる効果の目安を3段階で紹介されているので、それぞれの学校に合わせた取り組みやすくなっています。
職員室や教室でできる省エネは、照明スイッチに点灯範囲を表示することとこまめな消灯、エアコンフィルターの清掃、照明灯の清掃など本当に身近なことがSTEP1。効率が良い照明器具の交換や給水設備へ節水器具を設置など器具の交換が必要なことがSTEP2。LED照明や調光センサーの設置、授業カリキュラムの工夫、断熱効果のある窓設備、高効率のエアコンなどがSTEP3です。
いまだ先が見えない電力量の確保、地球の温暖化や異常気象など、もろもろを抱えているなか企業はもとより、各家庭でも出来る省エネに取り組んでいます。子どもたちが多くの時間を過ごす家庭と学校、両面から省エネ意識を高めることは、将来の日本のためには圧倒的に必要な取り組みだと思います。
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投稿者 kksblog : 2012年04月04日 22:17