●日本の技術はスゴイ!企画展「ものづくり展」 国立科学博物館で開催中 (2012年03月27日)
近年、「ものづくり」は日本の誇りである、と耳にするようになりましたが、実際日本の製造業、特に職人や生産工と呼ばれる人達の技能は高く、「ものづくり」と特化して呼ばれる以前より、工業製品から地域の特産品、民芸品などで「日本製」はある種ブランドになっていたものでした。近年の世の中の自動化、合理化で衰退が懸念されていますが、今こそものづくりを見直していこう、という意識が高まっています。
上野の国立科学博物館では、3月20日(火・祝)から4月8日(日)の期間、企画展「ものづくり展(MONODZUKURI EXHIBITION)」を開催しています。会場は日本館1階企画展示室および中央ホールで、常設展示入館料のみで観覧できます。この展覧会は、平成24年2月に決定された第4回「ものづくり日本大賞」の受賞者とその優れた技術を広く世の中に伝えるという目的で行われるもので、経済産業省が主催、会場となる国立科学博物館は共催となっています。
国立科学博物館では、これまでにも日本の文化や産業を支えてきた“ものづくり”を新しい世代に継承・発展させていくため、ものづくりに関する調査研究や展示などを実施してきました。日本の優れたものづくりに対する社会的認知度を高めることは、今後ものづくりを担う人材の裾野を拡大することにつながると考えるためです。
この企画展では、第4回「ものづくり日本大賞」において7件・47名が受賞した内閣総理大臣賞、14件・90名/団体が受賞した経済産業大臣賞について実物展示を行い、特別賞および優秀賞についてはパネルにて紹介しています。また、東北地方の受賞者については、震災復興を祈念して、特別賞および優秀賞についても実物展示を行うほか、被災地の小中学生自身がプロカメラマンの協力も得ながら“復興に向けた希望の象徴”となるモチーフを選んで撮影した写真も展示します。
ものづくりと被災地、両方を応援する企画展に足を運んでみませんか。きっと日本に生まれたこと、日本のものづくりやそれを支えてきた職人、技術者を誇らしく感じられることでしょう。
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投稿者 kksblog : 2012年03月27日 10:30