●武道必修化に伴う柔道の安全管理の徹底について、文部科学省で案内されています (2012年03月13日)
平成24年度から、中学校では「武道」が必修されることとなっています。文部科学省では、授業を実施する上での安全管理を徹底する観点から、武道の授業の安全、かつ円滑な実施に向けての通知を、発出しています。
武道の中でも、特に「柔道」については、最近、不安の声があることも加味して、緊急対応策がとりまとめられました。そして、学校・設置者に対し、授業実施前の指導者・指導計画等の点検を要請、その点検状況の報告を求めることとなりました。
また、それに併せ、柔道の指導における安全管理を、わかりやすく整理した資料を作成、学校に配布することとなっています。
柔道の授業の開始前に、柔道を実施するすべての中学校を対象として、各学校の指導体制について確認することとしては、以下の内容となっています。
まず、平成24年度に柔道の授業を開始する時点において、一定の指導歴、または研修歴を持った教員が柔道の指導に当たることができる体制となっているかどうか?もしも、その条件を満たす体制が確保できない場合には、適切な外部指導者の協力を得ることになっているかどうか?
その留意点としては、指導者が、一定の指導歴または研修歴を持たない教員である場合、教育委員会や柔道関係団体にある人材データバンク等を活用し、退職警察官等外部指導者の協力を得ること、としています。また、指導歴及び研修歴が浅い教員については、授業の開始時点までに、十分に研修の機会を確保すること、としています。
柔道も授業の中のひとつとして考えると、事故のないように、丁寧に扱ってほしいと願いますね。
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投稿者 kksblog : 2012年03月13日 13:55