●「体育」好きは多くても、成績がよくない割合は実技教科の中で最も高い (2012年03月11日)
ベネッセコーポレーションが、小・中学生の保護者を対象に、実技教科「体育」についてのアンケート調査を実施しました。
実技4教科である「体育」「音楽」「図工(美術)」「技術・家庭」のうち、「成績がよくない」割合は、「体育」が最も高く、実技で点数が取れずに困っている回答が多くありました。
「子どもの『体育』の成績は、よい」という保護者は、全体の約32%。一方、「よくない」という保護者は約17%で、「音楽」「図工・美術」がそれぞれ約10%、「家庭科、技術・家庭」が約6%で、「体育」が最も高い割合です。
しかし、成績とは関係なく、「子どもは『体育』の授業が好きである」という保護者の割合が多数を占めています。「小1」「小2」「小5」は8割以上、「小3」「小4」「小6」「中1」は7割以上、「中2」「中3」はやや下がりますが、それでも7割近くに達しています。一方で、「子どもは『体育』の授業が嫌いである」という保護者も、全学年に2~3割いることになることから、どの学年にも「体育嫌い」は一定数いることがわかります。
実際に「子どもの『体育』の教科・授業で困っている」という保護者はどの学年にも1~2割程度います。内容としては、成績が上がらないこと、特定の種目ができないこと、身長・体重の問題、体質・病気の問題などで困っているようです。苦手な種目としては「鉄棒」「跳び箱やマット運動といった器械体操」「短・長距離走」「水泳」「球技全般」などが挙がっています。
「体育」の成績があがるように保護者がしている工夫は、「親子で一緒に体を動かすこと」「クラブや習い事の加入」「体力をあげるために規則正しい生活と栄養バランスのとれた食事摂取」などを心がけているようです。
親子で運動やスポーツを楽しみ、まずは「体育」の苦手意識を取り除けるといいですね。
« 「高校生向けキャリア教育プログラム」~野村総合研究所(NRI) | トップページへ アインシュタインのタマゴたち集まれ!親子理科実験教室のご案内 »
最新記事一覧
- スポーツ指導者必携! 豊かな心を育み、強い絆をつくる新しい時代のコーチング本(2013年11月23日)
- 「エコプロダクツ 2013」が、東京ビッグサイトにて12月に開催されます(2013年11月22日)
- 関西四大学が入学生を対象に『薬物に関する意識調査』を実施(2013年11月21日)
- グッドデザイン賞受賞の「超変換!!もじバケる特選」、新たに6種類を発売
- メダリストの講演やシンポジウムも 「生涯スポーツ・体力つくり全国会議」(2013年11月20日)
- 秋の「SACLA(サクラ)見学ツアー」最先端研究施設でオイシイ発見をしよう
- キッズ用ブルーライト対策メガネ エレコムより新発売
- クロスリンクマーケティング、子ども向けタブレット端末「Rainbow Pad」、トイザらスで販売(2013年11月18日)
- 教育支援コーディネーター・フォーラム参加者を募集、模擬授業体験や講演も
- 元栄養教諭らが運営する学校給食サイト「おkayu」がオープン
- 大学における教育内容等の改革状況を調査~文部科学省
- 宇宙実験を知る 日本マイクログラビティ応用学会による公開講演・公開展示
- 反転授業の動画とパンフレットを公開 ゼッタリンクス(2013年11月15日)
- 自分らしさを伝え、記入・提出を効率的に~ エントリーシート「OpenES」学生登録開始
- 世界に飛躍できる人材を~進学・留学・キャリアの相談・体験イベントを開催(2013年11月14日)
投稿者 kksblog : 2012年03月11日 11:07