●「大学生のキャリア意識調査」について、電通育英会のページで公開されています (2012年03月09日)
「大学生のキャリア意識調査」は、京都大学高等教育研究開発推進センターと、公益財団法人電通育英会が共催して実施する調査です。目的としては、日本の大学生の学びと成長に関する一般的動向を把握するため、としています。
この調査は、2007年より3年おきに調査するように計画され、2010年に第2サイクルを迎えたことになります。
調査では、キャリア意識や学業、大学生活など、大学生の学びと成長に関するさまざまな項目について聞きます。また、それらに影響を及ぼすと考えられる大学入学前の経験や家族などの項目についても、聞きます。
そして、調査後の追跡調査も実施されました。2007年の回答者には、2008年、2010年と2回の追跡調査が行われました。
2007年に3年生だった学生は、2008年に4年生となっており、就職活動の結果もおおかた出ていたため、就職活動の結果と関連させて、分析・報告がなされました。
また、この学生たちは、2010年に卒業し、社会人2年目を迎えており、大学での学び方・過ごし方と、職場での適応や働き方との関連を検討するデータともなっています。
「大学生のキャリア意識調査2010」の分析を行なったところ、まず「1週間の過ごし方」つまり、一般の大学生が従事する1週間のそれぞれの活動への時間数について聞く項目と、「2つのライフ」ということで、将来の見通しの有無に日々の生活の中で将来の見通しを実現すべく、何かしら行動を起こしているか?重ねて聞く項目といった2つのポイントが、学生の学びと成長の姿を、かなり要約していることとなることが、わかりました。
本人が、どれだけ真剣に自分と向き合って、世間と向き合っているか?によって、将来に影響があるということになるのでしょうね。
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投稿者 kksblog : 2012年03月09日 01:18