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技術や家庭科の授業に困っている保護者約1割、体育が好きな子は小学生に多い (2012年03月02日)

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株式会社ベネッセコーポレーションにより、「家庭科」「技術・家庭」で使う包丁やノコギリなど、便利でも使い方に注意が必要なアイテムを保護者がどうとらえているのかについての調査がおこなわれました。また、「体育」についても子どもの成績や意欲などを含めていろいろな角度からの調査が実施されました。

「子どもの『家庭科』または『技術・家庭』の成績は、よい」という保護者は、全体の約2割、「よくない」という保護者は、1割未満でした。最も多かったのは「よいともよくないとも、どちらとも言えない」という保護者で、5割近くを占めています。

「子どもの『家庭科』または『技術・家庭』の授業で困っている」という保護者は、どの学年でも1割前後でした。小学生の保護者よりも中学生の保護者のほうが、割合が少し高くなっています。

「家庭科」に困っている保護者の意見は、「縫い物の課題が期日までに仕上がりそうにありません」といったものや「うちの子は左利きなので、針や包丁の使い方を教えるのが大変です」といったものがあがっています。

「技術」や「技術・家庭」では、「不器用だから、ノコギリをうまく使えないようです。製作に時間ばかりかかって少しも進まず、苦労していると聞いています」、「木工など普段はまったくしないことを教わるので、抵抗があるようです。いろいろ専門用語を覚える必要があるのも大変だと言っています。それから、木工室が臭いとこぼしています」などの意見が出ています。

「子どもの『体育』の成績は、よい」という保護者は、全体の約32%でした。一方、「よくない」という保護者は約17%で、実技4教科中最も高くなりました。

どの学年も、「子どもは『体育』の授業が好きである」という保護者の割合が多数を占めています。「小1」「小2」「小5」は8割以上、「小3」「小4」「小6」「中1」は7割以上、「中2」「中3」はやや下がりますが、それでも7割近くに達しています。

体育や技術、家庭科などの科目は受験科目ではないので、保護者のとらえかたが主要科目とは少し違うのかもしれませんね。

「体育」の授業、実技が苦手で点数が取れない!?【Benesse(ベネッセ)教育情報サイト】
「家庭科」「技術・家庭」は男女とも裁縫・料理が不得意な子どもが多い?【Benesse(ベネッセ)教育情報サイト】



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投稿者 kksblog : 2012年03月02日 18:27


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