●家族もITツールでつながる時代?家族コミュニケーションに関するアンケート (2012年03月05日)
2011年は「絆」の字が表すように、友だち、ご近所、親子、家族といった人と人とのつながりが見直された年でした。さらにスマートフォンやタブレットの普及、ツイッターやフェイスブックといったソーシャルメディアの利用者拡大によって、つながりにもさまざまな形が見られるようになってきたと言えるでしょう。
株式会社メディアインタラクティブでは、全国の30〜49歳の既婚男女1200名を対象に「家族コミュニケーション」をテーマにした、インターネットリサーチを実施しました。これによると、家族のコミュニケーションにPCや携帯電話、スマートフォン、タブレット端末などのITツールを毎日使っている「オンライン家族」が35.8%にのぼり、そうでない家族よりコミュニケーション満足度が高いことが分かりました。
家族とのコミュニケーション満足度は、全体平均では69.0点、ITツールを毎日使う人は74.0点、2〜3日に1回以下使う人は66.2点と、ITツールの使用頻度で7.8ポイント差が出ました。普段家族ととるコミュニケーションについても、「毎日」の方が「2〜3日に1回以下」よりもコミュニケーションを取っているという結果が出ています。中でも、「家族の予定を共有し合う」「休日は買い物や外食など、家族でよく出かける」は差が大きくなりました。
「2〜3日に1回以下」の人の中で、今よりも「家族とのコミュニケーションを増やしたい」と思っている人は多く、かつ「家族で使いやすいITツールがあれば使ってみたい」と思っている人が41.2%いました。全ての人に使って見たいITツールについてたずねたところ、操作や持ち運びの簡易さに加え、「家族みんなで使える」「遠隔から子どもの様子がわかる」「家族のスケジュールが一覧で見られる」といった、家族のコミュニケーションに役立つことがポイントとしてあげられていました。
これまでITツールは、どちらかといえば家族のコミュニケーションを阻害する存在ととらえられがちでしたが、ITツールで家族がつながることによって、情報を共有したり、会話したりといったコミュニケーションが深まっているようです。顔を合わせては言いづらいことなど、家族だからこその悩みをITツールが上手に解消しているのかもしれませんね。
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投稿者 kksblog : 2012年03月05日 01:54