●東日本大震災1年後の意識調査~ネットリサーチDIMSDRIVEの公開アンケート調査 (2012年03月16日)
インターワイヤード株式会社が運営するネットリサーチのDIMSDRIVEが、震災から1年後の「今」について、意識調査を行いました。
アンケートによる調査は、2012年2月10日(金)~2月23日(木)にかけて実施され、DIMSDRIVEモニター10,106人から回答を得ました。
ライフスタイル、そして、時間やお金の使い方の変化といった点において、まず「増加」したものを聞いてみたところ、大震災の前後で最も大きな変化があったのは「節電への意識で、62.1%の人が「増えた」と回答しています。それに続く答えは、「エコ意識」(50.7%)、「節約の意識」(47.2%)、「人と人とのつながりを意識する場面」(38.6%)、「食料や非常用グッズの備蓄」(33.3%)となっています。
逆に、同じくライフスタイル、そして、時間やお金の使い方の変化といった点において、「減少」したものを聞いてみたところ、回答が多かったのは「娯楽に充てる金額」(25.6%)で、以下、「ファッション(衣料・アクセサリー等)に充てる額」(22.1%)、「交際費に充てる額」(22.1%)、「嗜好品(タバコやお酒など)の購入額」(14.9%)、「職場や友人との飲み会の頻度」(14.5%)と続きました。
「変化が少なかったもの」として多かった答えは、「家族と過ごす時間」で、76.1%の人が「変わっていない」と回答しました。そのほかに、「離れて住んでいる家族への連絡頻度」(79.5%)、「遠くに住んでいる友人への連絡頻度」(85.1%)、「友人と過ごす時間」(82.6%)なども「変わっていない」という回答が多数を占めており、多くの人にとって「身近な人との関わり」は以前とそれほど変わっていないことがわかりました。
災害が人の心に与える影響は、想像以上に大きいものがあるように感じますね。
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投稿者 kksblog : 2012年03月16日 14:23