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6割以上が希望職種と実際に就いた職種は違う 20代の就職活動事情 (2012年03月02日)

hikaeshitsu_120301.jpg日本では「就職難」が続いています。いまや大学生にとって、「就活」は勉学より優先されていると言っても過言ではないほどの過熱ぶりで、この状況をなんとかしなければ、という動きもみられています。

株式会社メディアインタラクティブでは、全国の21~29歳の男女を対象に「就職活動に関する意識調査」をテーマにした、インターネットリサーチを実施しました。これによると、就職活動の中で面接までたどり着けた会社の数は10社以内と答えた人が半数以上でした。

就職活動で何社程度面接を受けたか、という質問に対して、「2~5社」が24.2%、続いて「6~10社」が23.0%となっています。これは、数社面接を受けて就職が決まったから少ないのか、書類選考や筆記試験止まりで面接まで進めないからなのかはわかりませんが、今の学生の就職活動期間の長さからすると、あまり多くないという印象を受けます。

大学入学時に就職したかった職業と、現在就職したい、あるいは就職した職業が異なると回答した人は66.2%と半数を超えています。その「就職したい」職業は「公務員」が最も多く17.2%でした。実際に公務員になった人はというと10.9%と少なくなっています。大学在学中に希望が変わったのか、それとも夢と現実のギャップの表れなのでしょうか。

実際に就職する予定、または就職した職業は、営業職が17.7%で最も多くなっています。一方で希望する職種としての営業職は4.6%と人気は低いほうです。景気が迷走している昨今、厳しいといわれる営業職を希望はしないけれど、実際には採用枠が広い営業職に落ち着いた、というところでしょうか。

学生は企業になんとか選んでもらおうと必死になっている昨今の状況では、就活が学生にとって大きなストレスになったり、大きな挫折感や無力感にさいなまれることもあるようです。企業が大学での研究や活動を評価するよう、方針を転換してくれないかと願う学生は多いのではないでしょうか。

就職活動に関する意識調査:メディアインタラクティブ



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投稿者 kksblog : 2012年03月02日 06:40


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