教育家庭新聞社
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スクール参加者の対象は小学生以上、18歳以上は保護者の同伴が必要です。場所は長野県北佐久郡にある、東京ガスの森で実施します。定員は55名、申し込みはメールやFAXで、申し込み締め切りは4月13日（金）、締め切り後抽選となります。

当日の内容は、森づくり体験プログラムと、自然体験プログラムを体験します。森づくり体験プログラムでは、森づくりについての話を聞き、佐久森林組合による、チェーンソーを使った間伐デモンストレーションの見学をします。木を切っていく間伐は一見自然を傷つけているように見えますが、その効果と意味についてしっかりと学ぶことができます。さらに、前年植樹を行った苗木について、元気に育つようにケアを行います。

自然体験プログラムでは、森のトレイルを歩きながら、春とともに活発になった動物たちの足跡や食べあと、フンの痕跡を探します。実際にそこに生きている動物たちの息吹を実感できるプログラムです。また、森の中から染物の材料を集め、布にたたき染めをしてタペストリーに仕上げます。

「どんぐりプロジェクト」は東京ガスが、地球温暖化対策として、また体験型の環境教育の場として1993年よりNPO法人や行政の協力を得て、地域の人たちと進めてきた身近な森をはぐくむ活動です。2005年からは長野県御代田町にある「長野・東京ガスの森」に場所を拡大し、環境を守ることの大切さを学ぶ「どんぐりスクール」を開催しています。森の役割や私たちの生活とのかかわり、森での仕事などを肌で感じて学べる機会です。大人にとっても勉強になりそうですね。
　
どんぐりプロジェクト『どんぐり2012 春のスクール～感じよう！生きものたちの息づかい～』開催