●「春の全国交通安全運動」と「交通事故死ゼロを目指す日」で子どもを守ろう (2012年02月26日)
まだまだ寒い日が続きますが、梅の花がほころび始め、桜の枝の花芽が大きくなるなど、春の兆しを感じられるようになってきました。春はうれしい新入学の季節、子どもたちはわくわくどきどきしながら4月を待っていることでしょう。一方で、慣れない通学路で事故にあったりしないか、という不安も大きい月でもあります。
4月6日〜15日は「春の全国交通安全運動」が行われます。広く国民に交通安全思想の普及・浸透を図ることを目的としています。さらに、期間中の4月10日は「交通事故死ゼロを目指す日」であり、一人一人が交通安全について考え、行動し、悲惨な交通事故をなくすことを目指す日です。内閣府ではポスターの作成・配布などで国民に広く交通安全を呼びかけています。
今年の春の全国交通安全運動の重点は下記の3点です。
1) 自転車の安全利用の推進(特に、自転車安全利用五則の周知徹底)
2) 全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底
3) 飲酒運転の根絶
自転車のルール遵守とマナー向上は、自転車の利用者増加にともない、自転車関連事故が社会問題化していることから、国民の関心が特に高まっています。今回重点となっている自転車安全利用五則とは、以下のようなものです。
1) 自転車は、車道が原則、歩道は例外
2) 車道は左側を通行
3) 歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行
4) 安全ルールを守る
飲酒運転・二人乗り・並進の禁止
夜間はライトを点灯
交差点での信号遵守と一時停止・安全確認
5) 子どもはヘルメットを着用
「交通事故死ゼロを目指す日」は、平成20年1月に、交通安全に対する国民の意識を高めるため、新たな国民運動として設けられました。しかし、記録の残る昭和43年以降、交通死亡事故は毎日発生しています。交通事故死ゼロの実現は、一人一人が交通ルール、マナーを意識して、交通事故に注意して行動することが大切です。
自分はルールを守っているから大丈夫、とは言い切れません。周りの車や自転車、歩行者が危険な行動・思いもかけない行動を取ることがあります。子どもの行動範囲が広くなる春、どんな危険が考えられるか、親子でよく話し合っておきたいですね。
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投稿者 kksblog : 2012年02月26日 20:34