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理科や食育などの分野で授業プログラムも「みらい畑(広さ約1坪)」を設置 (2012年02月25日)

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国立大学法人千葉大学は、株式会社みらい、三井不動産株式会社、三協フロンテア株式会社の3社と、植物工場学校バージョン「みらい畑」(広さ約1坪タイプ)を共同開発し、東日本大震災の影響で仮設学校での授業を行っている福島県の富岡町小中学校に設置することになりました。

設置後は、サラダ菜やレタスなどを栽培しながら、植物工場の学校における活用方法の研究を行うために、理科や食育などの分野で授業プログラムの開発を行う予定となっています。

「みらい畑」は、閉鎖型施設内で人工光源を利用し、無農薬水耕栽培を行う植物工場です。平成21年より、広さ約2坪のタイプを千葉県柏市柏の葉キャンパスの商業施設「ららぽーと柏の葉」に設置し、地域住民による収穫・試食会を開催するなど、都市型植物工場のあり方について実証実験を行ってきました。

今回設置する学校バージョンみらい畑は、サイズを半分の約1坪にした新型です。平成24年1月に屋外に1台を設置済みで、3月には、さらに小型化し標準的な学校出入り口からも搬入出が可能なタイプを屋内に1台設置することになっています。

福島県富岡町は、東日本大震災による福島第一原発事故の影響で全域が警戒地域に指定されており、町内に4校あった小中学校は、富岡町より約40キロ離れた福島県三春町の工場を使用して仮設の統合学校を開いています。

屋外で野菜や植物などと触れ合うことが難しいため、その支援と合わせ、みらい畑の運用を共同で行います。みらい畑は閉鎖型施設であるため外気や土壌の影響を受けず、被災地農業の復興にも期待されています。

子どもたちが日常生活で身近に植物に触れ合えるといいですね。緑があると、より心が安らぐような気もします。

三井不動産|小型植物工場「みらい畑」の学校バージョンを開始



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投稿者 kksblog : 2012年02月25日 11:31


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