●「子ども・子育て新システムに関する基本制度とりまとめ」~内閣府 (2012年02月24日)
内閣府のホームページで「子ども・子育て新システムに関する基本制度とりまとめ」の内容が公開されています。
とりまとめの内容ですが、以下のようになっています。
まず、子どもが、それぞれの個性と能力を十分に発揮すること、人の気持ちを理解し、互いを認め合い、共に生きることができるようになること、こういった「子どもの健やかな育ち」は、社会を構成する全ての大人にとっての願いであり、喜びであるとしています。
そして、幼児期の学校教育・保育は、生涯にわたる人格形成の基礎を培う、きわめて重要なものであり、子どもの健やかな育ちは、「人」づくりの基礎であり、子どもの育ちと子育てを支援することは、未来への投資である、としています。
そして、親の経済状況や幼少期の生育環境によって、格差が生じることがないなど、子どもの最善の利益を考慮し、幼児期の学校教育・保育の更なる充実・向上を図ると共に、全ての子どもが尊重され、その育ちが等しく確実に保障されるよう、取り組まなければならない、としています。
また、子どもの育ちや子育てをめぐる環境の現実は厳しく、仕事と子育て・家庭の両立が図られるよう、ワーク・ライフ・バランスを推進していく必要がある、としています。これと合わせて、子ども・子育て支援を質量ともに充実させることによって、家庭を築き、子どもを産み育てるという希望が叶えられる社会を実現していかなければならない、としています。
そのためには、子育てについての第一義的な責任が、親にあるということを前提としつつ、かつては家族や地域が担っていた子育てに関する支え合いの機能や、企業による日本型の生活保障機能が低下していることを踏まえ、こうした子ども・子育てを支える機能を新しい形で再生させる必要がある、としています。
子どもたちの環境は、まわりの大人が作るもの、として、色々な取り組みから、少しでもいい結果が出ていくよう、努力したいものですね。
« 図画工作と美術の学習指導のための資料作成~国立教育政策研究所 | トップページへ 理科や食育などの分野で授業プログラムも「みらい畑(広さ約1坪)」を設置 »
最新記事一覧
- スポーツ指導者必携! 豊かな心を育み、強い絆をつくる新しい時代のコーチング本(2013年11月23日)
- 「エコプロダクツ 2013」が、東京ビッグサイトにて12月に開催されます(2013年11月22日)
- 関西四大学が入学生を対象に『薬物に関する意識調査』を実施(2013年11月21日)
- グッドデザイン賞受賞の「超変換!!もじバケる特選」、新たに6種類を発売
- メダリストの講演やシンポジウムも 「生涯スポーツ・体力つくり全国会議」(2013年11月20日)
- 秋の「SACLA(サクラ)見学ツアー」最先端研究施設でオイシイ発見をしよう
- キッズ用ブルーライト対策メガネ エレコムより新発売
- クロスリンクマーケティング、子ども向けタブレット端末「Rainbow Pad」、トイザらスで販売(2013年11月18日)
- 教育支援コーディネーター・フォーラム参加者を募集、模擬授業体験や講演も
- 元栄養教諭らが運営する学校給食サイト「おkayu」がオープン
- 大学における教育内容等の改革状況を調査~文部科学省
- 宇宙実験を知る 日本マイクログラビティ応用学会による公開講演・公開展示
- 反転授業の動画とパンフレットを公開 ゼッタリンクス(2013年11月15日)
- 自分らしさを伝え、記入・提出を効率的に~ エントリーシート「OpenES」学生登録開始
- 世界に飛躍できる人材を~進学・留学・キャリアの相談・体験イベントを開催(2013年11月14日)
投稿者 kksblog : 2012年02月24日 23:22