●高校生と保護者の意識調査 将来就きたい職業は断然トップで『公務員』 (2012年02月21日)
社団法人全国高等学校PTA連合会と株式会社リクルートは、高校2年生とその保護者に対し、進路に関する考え方やコミュニケーションの実態について、隔年でアンケート調査を実施しています。親子のコミュニケーションの実態、進路に関する考え方、進路に関する不安や期待、震災や原発の影響、家庭教育と自立意識、保護者の学校への要望についての集計結果がまとめられています。
調査結果から、将来の進路について親子で話をする割合は高く、高校生は75%、保護者は89%という回答で、子どもの側よりも親の側の方が会話をしている認識は高い傾向があります。
進路を決めるにあたっては、「やりたいことができる」「個性や能力を生かせる」学校への進学を9割以上の親・子ともに希望しています。そして将来就きたい職業は、公務員(10%)、保育士(6.5%)、教師(6.4%)となっています。そして保護者が就かせたい職業としもトップに考えるのは公務員(29%)で、次いで看護師(15%)、医師(6%)となりました。公務員は人のために役立つ仕事であり、手堅い安定した職業としての魅力も大きいようです。
また保護者にとって、子どもの進学に向けた情報で一番大事な情報は「進学費用」(52%)、次いで「将来の職業との関連」(51%)、「入試制度」(42%)の順になっています。前回2年前の調査では、「入試制度」についてが重視する情報としてトップでしたので傾向が変化しています。
保護者側での意識の変化から、高校生自身も経済的な関心が強くなり、「国公立の学校への進学」(10%)、「地元の学校への進学」(11%)となっています。
なかなか厳しい時代ですが、次代をになう若者には、大志を抱いて大いに活躍して欲しいものです。
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投稿者 kksblog : 2012年02月21日 19:31