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平日子どもと過ごせる時間は2時間~3時間未満が最多、配偶者も同様に (2012年02月20日)

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株式会社ロジクールと株式会社アイシェアにより、平日の家族コミュニケーションに関する意識調査がおこなわれました。回答者は20代~40代、既婚で小学校低学年以下の子どもがおり、配偶者・子どもと同居中の有職者683名です。

平日に配偶者と一緒に過ごせる平均時間を尋ねたところ、最も多かったのは「2時間~3時間未満(23.7%)」。これを含めた『3時間未満』の合計は49.6%と半数近くとなりました。

平日の配偶者とのコミュニケーションについて、「充分に取れている」とした人は30.7%と少数派。「取れているが充分ではない」は59.0%、「まったく取れていない」は10.2%で、合計69.3%と約7割が『不充分』と感じていることが分かりました。

『不充分』と感じている人に、平日の配偶者とのコミュニケーション不足により心配なことをすべて挙げてもらったところ、1位となったのは「不安・不満に気付けなくなる」で41.6%。2位は「お互いの愛情が薄れる(36.8%)」、3位は「子育てに関する意見が食い違う(36.4%)」の順になりました。

平日に子どもと一緒に過ごせる平均時間が「1時間未満」としたのは7.9%、「1時間~2時間未満」は14.6%で『2時間未満』の合計は22.5%。最も多かったのは配偶者と同様「2時間~3時間未満(18.9%)」で、『3時間未満』の合計は41.4%という結果となりました。

また、平日に子どもとのコミュニケーションが「充分に取れている」としたのは36.5%。「取れているが充分ではない」は57.4%、「まったく取れていない」は6.1%で、合計63.5%が『不充分』と感じている様子です。配偶者の場合よりは少ないですが、それでも6割以上が不足と感じているという実情が浮き彫りとなりました。

平日の子どもとのコミュニケーション不足により心配なことは、「成長過程を見逃してしまう(49.8%)」が1位。以降、2位が「不安・不満に気付けなくなる(47.9%)」、3位が「言うことを聞かなくなる(29.7%)」と続いています。

ちなみに、子どもの成長過程を動画(映像)で「残している」としたのは71.9%。一方で「残していないが残したい」と後回しになってしまっている人も18.9%いました。また、71.0%の人が子どもの成長した姿を離れた家族や友人などに見せたいと思ったことが「ある」という調査結果も出ています。

子ども、配偶者との時間は大切にしたいですね。毎日を後悔のないように生きていきたいものです。

平日の子どもとのコミュニケーション「不充分」63.5% ~心配ごと1位は「成長過程を見逃してしまう」 | アイシェア



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投稿者 kksblog : 2012年02月20日 18:50


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