●就職支援の強化、大震災での被災者支援の宿泊施設の無償提供延長も~文科省 (2012年02月17日)
文部科学省は、新規学校卒業予定者等の厳しい就職環境を踏まえた支援の一層の強化について公表しています。さらに、東日本大震災により被災した学生・生徒への支援として、首都圏で就職活動をするための宿泊施設の無償提供の期間を延長することも明らかにしました。
このたび、同省と厚生労働省が共同で実施した調査結果によれば、今春卒業予定の大学生の就職内定率(平成23年12月1日現在)は、対前年比3.1ポイント増の71.9%、短期大学、高等専門学校及び専修学校を含めた全体では、3.5ポイント増の69.8%となりました。
また厚生労働省の調査結果によれば、高校生の就職内定率(平成23年11月末現在)は2.5ポイント増の73.1%と、いずれも前年同期を上回ったものの、新規学校卒業予定者の就職環境は依然として厳しい状況となっています。
こうした状況を受け、同省は、厚生労働省および経済産業省と連携をし、一人でも多くの学生・生徒が就職できるように卒業前のこの時期に集中的な支援を実施することになりました。
「卒業前最後の集中支援2012」は、新規学校卒業予定者が卒業までに一人でも多く就職できるよう、平成24年3月末までを集中支援期間として実施されます。
さらに、東日本大震災により被災した新規学校卒業予定者等の就職活動を支援するため、関係機関の協力を得て、首都圏で就職活動をする学生・生徒などに対する宿泊施設の無償提供の支援期間を1年延長し、平成25年3月末までとなりました。
対象者は、災害救助法適用地域の学校に在籍する学生・生徒、家族が災害救助法適用地域で被災した学生・生徒、平成23年3月卒業者で採用内定取消しを受けた人。対象地域は、青森、岩手、宮城、福島、栃木、茨城、千葉、新潟、長野県の災害救助法適用市町村です。
就職支援に関しては状況が変化しやすい傾向にあるので、一刻一刻と変わる情報をいち早く該当者に伝える必要があります。この時期、とくに情報収集が欠かせませんね。
新規学校卒業予定者等の厳しい就職環境を踏まえた支援の一層の強化について:文部科学省
東日本大震災により被災した学生・生徒への支援~首都圏で就職活動をするための宿泊施設の無償提供の期間を延長します~:文部科学省
« 平成22年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」 | トップページへ “東の空に輝くリング”5月21日金環日食 安全に日食を観察しよう »
最新記事一覧
- スポーツ指導者必携! 豊かな心を育み、強い絆をつくる新しい時代のコーチング本(2013年11月23日)
- 「エコプロダクツ 2013」が、東京ビッグサイトにて12月に開催されます(2013年11月22日)
- 関西四大学が入学生を対象に『薬物に関する意識調査』を実施(2013年11月21日)
- グッドデザイン賞受賞の「超変換!!もじバケる特選」、新たに6種類を発売
- メダリストの講演やシンポジウムも 「生涯スポーツ・体力つくり全国会議」(2013年11月20日)
- 秋の「SACLA(サクラ)見学ツアー」最先端研究施設でオイシイ発見をしよう
- キッズ用ブルーライト対策メガネ エレコムより新発売
- クロスリンクマーケティング、子ども向けタブレット端末「Rainbow Pad」、トイザらスで販売(2013年11月18日)
- 教育支援コーディネーター・フォーラム参加者を募集、模擬授業体験や講演も
- 元栄養教諭らが運営する学校給食サイト「おkayu」がオープン
- 大学における教育内容等の改革状況を調査~文部科学省
- 宇宙実験を知る 日本マイクログラビティ応用学会による公開講演・公開展示
- 反転授業の動画とパンフレットを公開 ゼッタリンクス(2013年11月15日)
- 自分らしさを伝え、記入・提出を効率的に~ エントリーシート「OpenES」学生登録開始
- 世界に飛躍できる人材を~進学・留学・キャリアの相談・体験イベントを開催(2013年11月14日)
投稿者 kksblog : 2012年02月17日 16:25