●平成25年 (2013) 暦要項を公表、部分月食や日食の情報も (2012年02月16日)
国立天文台天文情報センター暦計算室により、平成25年 (2013) 暦要項が公表されています。春分の日、秋分の日は、それぞれ3月20日、9月23日になります。日食は2回、月食は1回あります。
4月26日の明け方には部分月食があるようです。日本では、北日本および関東地方の一部では見られず、それ以外の地域では見られるものの、ごくわずかしか月は欠けません。また、関東地方(一部を除く)、中部地方、近畿地方、中国地方東部、四国地方東部では月食中に月が沈む月入帯食となります。
5月10日には金環日食となる予定ですが、日本では、南鳥島とその周辺海域で部分食が見られるのみとなっています。
さらに、11月3日から4日にかけては金環皆既日食がありますが、日本では見ることができません。このほかの各地の詳しい予報については暦要項のほか、日食各地予報や月食各地予報でも調べることが可能です。
国立天文台天文情報センター暦計算室のホームページ上では、日・月の出入り、南中時刻、高度方位など「こよみ」について見ることができます。こよみ ア・ラ・カルトでは、代表的な都市の日の出入り・月の出入りの時刻などがわかる「今日のこよみ」、二十四節気、新月・満月の時刻などが表示される「今月のこよみ」も閲覧可能です。
こよみを知ることにより、この広い宇宙で今自分の命があることを実感、そして感謝できるような気がします。日食や月食には子どもたちも興味があるはずです。上手に活用して、宇宙への理解を深めてみてはいかがでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2012年02月16日 08:41