●子どもの好奇心に応える~おもしろくてためになる「小学館の学習ムック」 (2012年02月15日)
「小学館」といえば、子ども向けの雑誌や図鑑、マンガなどを多数刊行している出版社です。「小学一年生」から「小学六年生」まで、「小学館の学習雑誌」といえば、長らく全国の小学生に愛された雑誌でした。しかし近年では子どもの興味が多様化していることなどから部数が伸び悩み、小学三年生から小学六年生は2012年までに休刊しています。
このたび小学館は、小学校中学年・高学年の児童をターゲットにした、新しいムックシリーズ『小学館の学習ムック』を刊行します。長らく出版していた学習雑誌のノウハウを活かし、「おもしろくてためになる」という基本コンセプトはそのままに、1冊ごとに1つのテーマを深く掘り下げる新ジャンルの出版物です。
3月31日発売の、第1号のタイトルは『コナンをめざせ!謎解きチャレンジ2012』です。人気まんが「名探偵コナン」の主人公・江戸川コナンをキー・キャラクターに、「謎解き」の楽しさを徹底的に追及した1冊となっています。まずは、本全体を使って、コナンを主人公にした「謎解き」ストーリーを展開します。表紙からページの片隅まで本のあちこちに散りばめられた「ヒント」を集め、推理して真相に迫る、リアルな知的ゲームを楽しめます。
さらに昨年ベストセラーとなった小説「謎解きはディナーのあとで」のような、フィクションからイベント、本物の科学捜査など、さまざまな「謎解き」現象を取材した記事を約10本掲載するほか、「名探偵コナン」のコミックスから、ファンに評価の高い作品「月と星と太陽の秘密」を再録するなど、盛りだくさんの内容です。
また、第2号は4月に刊行予定で、その後は不定期刊にて刊行していきます。それぞれのテーマは「学習ムック」のサイトで公開されますが、「科学」「スポーツ」「心と体の成長」「アドベンチャー」「動物」「冒険」「ファッション」など、さまざまなテーマを開拓していく予定です。
ひとつのテーマに絞って掘り下げた内容は、大人でも楽しめるかもしれません。自分の好きなことについて、たくさんに知りたい、という子どものニーズにこたえたムックになりそうですね。
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投稿者 kksblog : 2012年02月15日 00:30