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●公立小中学校の教育課程の編成および実施状況は?~文科省 (2012年02月06日)
文部科学省が、平成23年度の公立小中学校における教育課程の編成・実施状況調査を実施し、その結果を公表しました。
調査項目は、平成22年度の年間の総授業時数、授業日数の実績、平成23年度の年間の総授業時数、総合的な学習の時間、個に応じた指導の実施状況、計画など。調査対象に東日本大震災で多大な影響があった岩手県、宮城県、福島県および仙台市は入っていません。
総授業時数、授業日数は、小学校は平成21年から22年、中学校は平成21年から23年が新しい学習指導要領の実施に伴う移行期間中なので、平成20年度と22年度では学校教育法施行規則に定められている標準授業時数が異なっています。
平成23年度から年間総授業時数を増やす学年がある学校の割合は、小学校は87%、中学校は32%。特に小学校1年、2年に多い傾向です。授業時数を増やすための取組は、小学校では週当たりの授業時数を増やす、中学校では学校行事を精選、見直しして授業時数を増やす学校が多い傾向です。
総合的な学習の時間は、具体的には、地域や学校の特色に応じた課題、児童の興味・関心に基づく課題、職業や自己の将来についての活動が実施、計画されています。個に応じた指導を実施する場合の実施教科は、どの学年も算数が圧倒的に多く、中学校では外国語も多く実施、計画されています。
新しい学習指導要領の実施により、学校は試行錯誤の時期かもしれません。よりよい教育環境になっていくといいですね。
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投稿者 kksblog : 2012年02月06日 21:08
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