●2012年の新規就職者の意識調査と、就活に関しての調査 (2012年02月03日)
「2012年新規就職者の意識調査」は、日本労働組合総連合会が行なったもので、11月29日~12月7日の9日間において、インターネットリサーチにより、実施しました。調査対象者は、2012年4月以降に初めて就職する予定で、就職先が決まっている17歳~29歳の新卒または、既卒3年以内の男女1000名でした。
一方、「就職活動に関する調査」を行なったのは、就職情報会社株式会社ディスコでした。こちらは、2013年3月卒業予定の大学生モニター2,000人を対象に1月1日~9日の期間、インターネットによる調査を行なったものです。
日本労働組合総連合会が実施した「2012年新規就職者の意識調査」での結果ですが、以下のようになっています。
就活は楽だったかどうか?を聞いたところ、「苦しかった」という答えと「楽だった」という答えが半数ずつでした。また、就活をするにあたり、学生生活にどの程度の支障が出たか?を聞いたところ、「基礎教養を身に付けること」や「専門的知識や専門的技術を身に付けること」といった学業に「支障が出た」と答えた人が46.4%いました。また、「学費や生活費のためのアルバイト」に「支障が出た」と答えた人は、さらに多く53.9%いました。
一方の株式会社ディスコが実施した「就職活動に関する調査」の内容ですが、今年度の就職活動が12月スタートとなり、1月までの一人あたりのエントリー社数が前年同期と比べて3割以上減少していること、企業単独セミナー・合同説明会などの平均参加社数が前年に比べ減少していることについて、聞いています。
就活開始が例年より2ヶ月遅れたことで、自分の就職活動にどう影響が出そうか?聞いたところ、「有利に働くと思う」と答えた人が13.0%、「不利に働くと思う」と答えた人は、48.1%でした。また、「どちらともいえない」と答えた人は38.9%でした。
「不利」という答えの一方で、「有利」と答えた人には「下準備は自分で進めていた」という人もいました。
就職状況は年によっても違ってきますし、こうなってくると、対応力も必要になってきますね。
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投稿者 kksblog : 2012年02月03日 04:34