●独自の学力調査を実施したのは全国で43教育委員会、主要全科目が主流 (2012年02月02日)
文部科学省にて、「平成22年度 都道府県・指定都市が実施する独自の学力調査」の結果が公表されました。
独自の学力調査を実施した教育委員会数は、43教育委員会(30都府県・13指定都市)で、うち小学校が42教育委員会(29都府県・13指定都市)、中学校が41教育委員会(29都府県・12指定都市)でした。
全児童を対象に調査を実施した教育委員会数は、小学校で31教育委員会(19都府県・12指定都市)、中学校で30教育委員会(19都府県・11指定都市)となりました。抽出による調査を実施した教育委員会数は、小学校9教育委員会(8都府県・1指定都市)、中学校7教育委員会(6都府県・1指定都市)でした。このほか、希望制としている教育委員会もありました。
調査対象教科は、国語・算数(数学)を実施した教育委員会数は、小学校16教育委員会(9都府県・7指定都市)、中学校9教育委員会(6都府県・3指定都市)でした。
国語・社会・算数(数学)・理科を実施した教育委員会数は、小学校21教育委員会(15都府県・6指定都市)。国語・社会・算数(数学)・理科・英語を実施した教育委員会数は中学校20教育委員会(13都府県・7指定都市)でした。
公表レベルは、都道府県の結果のみを公表している教育委員会数が小学校17教育委員会、中学校16教育委員会。教育事務所単位までの結果を公表しているのは、小学校4教育委員会、中学校4教育委員会。市・郡部単位までの結果を公表しているのは、小学校3教育委員会、中学校4教育委員会となり、学校単位まで公表している教育委員会はありませんでした。
学力調査は定期的に適度に行い、児童生徒たちの学力を客観的に測っていきたいものです。
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投稿者 kksblog : 2012年02月02日 16:14