●高校受験は子どもにとっては大きな成長の機会 高校受験調査 (2012年02月01日)
株式会社ベネッセコーポレーションのシンクタンクである「ベネッセ教育研究開発センター」は、高校1年生とその母親に向けた高校受験に関するインターネット調査を実施して、その結果を発表しました。
調査のテーマは、子どもたちにとっての受験はどんな意味を持っているのかという点が一つ、高校受験の志望校選びと受験勉強の実態についての2つです。
高校に入学し受験を振り返って思うことは、進路についてよく考えることができた(71%)、やればできる(70%)と満足している一方で、もっと勉強しておけばよかった(64%)と反省もありました。
受験の経験は、自分の将来を考え自分なりの工夫もし、努力をした結果です。満足感と同時に勉強しておけば…と反省もしつつ、大きな成長の機会と捉えることができそうです。
中学時代については、6割の子どもが中3の初めごろまでに高校受験を意識し、夏休みごろには受験勉強を開始しています。週当たりの勉強時間では中3の9月ごろには19時間、入試直前には26時間となっていました。
志望校選びでは、保護者の話、高校の見学会や説明会を参考にしたというのが多く、志望校決定には自分の意見を尊重して決められたとするのが9割以上でした。母親のアンケートでも、子どもと一緒に考え子どもの意見を尊重したという回答が一番多かったです。
この調査は、母親世代に向けたインターネット調査に高校1年生と一緒に回答する方式のもので、親子の関係が良好な回答者といえます。この調査結果からは、高校受験は親子二人三脚で乗り越えてきた姿が浮かび上がります。
この調査に現れてこない、二人三脚が難しい子どものサポートが大きな課題だと専門家は指摘しています。
高校受験は、子どもばかりではなく親にとっても大きな成長の機会ではないでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2012年02月01日 17:03