●こんなところに、こんなものに宇宙技術?筑波宇宙センターでJAXA企画展 (2012年02月27日)
枕やマットレスのキャッチコピーに「NASAで開発の素材」とあるのを見たことはありませんか?頭や体をしっかり支えることで使われている、テンピュールという素材は、もとはロケットを打ち上げる時に宇宙飛行士にかかる厳しい重力をやわらげる物質として開発したものです。このように、もとは宇宙開発のための技術や発明品が、私たちの身近なくらしに役立っていることは、実はいろいろあるのです。
JAXAの筑波宇宙センターでは、3月末まで企画展「発見!身近なところに宇宙技術 〜私たちの生活×JAXA〜」を開催しています。これは多くの他産業が、宇宙ビジネス・宇宙利用にもっと取り組めることを目指し、そのためのJAXAの活動や、これまでの成果を紹介しています。
会場は筑波宇宙センター内のプラネットキューブ、通常の展示館「スペースドーム」に隣接するイベントホールです。正門を入ってすぐの「ロケット広場」にあるH-Ⅱロケットもぜひ見ておきたいですね。展示館については、期間中、無料で自由に見ることができます。
今回の企画展では、無料・事前予約制の見学ツアーが3種類あります。コースは「宇宙飛行士コース」「宇宙ステーションコース」「ロケットコース」です。実施日は「宇宙飛行士コース」と「宇宙ステーションコース」が平日(月曜日・イベント日など除く)、「ロケットコース」が土日祝日(イベント日など除く)に開催されます。それぞれのコースについて、希望日時とともに筑波宇宙センター見学案内係まで電話で申込をします。見学コースはそれぞれ1時間15分程度です。
また、宇宙飛行士模擬訓練・体験も行われています。これは宇宙飛行士が訓練を行っていた筑波宇宙センターの施設を使って、訓練を体験できる事業です。こちらは2週間前までに、この事業を行っている株式会社エイ・イー・エスへの申込となっています。
展示と見学ツアーの両方で、宇宙に親しむ一日なんて素敵ですね。平日のツアーも、春休みを利用して参加してみてはいかがでしょう。
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投稿者 kksblog : 2012年02月27日 08:48