●いまや子どもの3人に1人が花粉症?子どもの花粉症に関するアンケート (2012年02月06日)
立春も過ぎ、まだ寒い日が続くけれど、春は近づいてきましたね。寒さがゆるんですごしやすくなる反面、花粉症の人にとっては鼻のむずむずや目のかゆみなど、花粉症の症状とたたかう、辛いシーズンでもあります。
ロート製薬株式会社では、昨年の11月、12月に花粉症対策の啓発を目的に、0歳から16歳の子どもを持つ父母を対象とした「子どもの花粉症」アンケート調査を実施しました。この「子どもの花粉症」に関する調査は2006年にも実施しており、今回の調査結果と比較も合わせて、分析結果を発表しています。これによると、子どもの花粉症は5年前の2006年よりも増加しており、16歳以下の」3人に1人が花粉症という結果となりました。
自分の子どもが花粉症だと感じているひとは、2006年では30.2%ですが、2011年には35.6%と5.4ポイント増加しています。またこの中で、花粉症に加えて通年性アレルギー性鼻炎を併発していると感じている人も8.6%から11.2%と多くなっています。
また花粉症を発症している子どもが、発症したと思われる年齢を聞いたところ「10歳以下」という答えが82.1%にのぼり、比較的低年齢のうちから発症していることがわかります。父母の発症率は横ばい傾向ですが、父母のどちらか、またはいずれもが花粉症の場合は、その子どもの発症率が増加する傾向がみられ、遺伝的要素がある可能性もうかがえます。
子どもの花粉症で困ることは、治療や対処を嫌がること。花粉症に関するエピソードを聞いたところ、「マスクを嫌がる」「鼻水をうまくかめない」「保育園のお散歩で症状がひどくなる」といった声が寄せられました。花粉症は自然と治ることは難しく、適切な治療や生活環境改善などが必要です。子どもの生活の質を上げるためにも、大人があれこれと手を尽くしてやることが大切ですね。
子どもの花粉症は、2006年30.2%→2011年35.6%に増加。花粉症の子どものうち、82.1%が10歳までに発症。
« 公立小中学校の教育課程の編成および実施状況は?~文科省 | トップページへ PTA広報誌(紙)の「全体を読む保護者」は、約6割~ベネッセ教育情報サイト »
最新記事一覧
- スポーツ指導者必携! 豊かな心を育み、強い絆をつくる新しい時代のコーチング本(2013年11月23日)
- 「エコプロダクツ 2013」が、東京ビッグサイトにて12月に開催されます(2013年11月22日)
- 関西四大学が入学生を対象に『薬物に関する意識調査』を実施(2013年11月21日)
- グッドデザイン賞受賞の「超変換!!もじバケる特選」、新たに6種類を発売
- メダリストの講演やシンポジウムも 「生涯スポーツ・体力つくり全国会議」(2013年11月20日)
- 秋の「SACLA(サクラ)見学ツアー」最先端研究施設でオイシイ発見をしよう
- キッズ用ブルーライト対策メガネ エレコムより新発売
- クロスリンクマーケティング、子ども向けタブレット端末「Rainbow Pad」、トイザらスで販売(2013年11月18日)
- 教育支援コーディネーター・フォーラム参加者を募集、模擬授業体験や講演も
- 元栄養教諭らが運営する学校給食サイト「おkayu」がオープン
- 大学における教育内容等の改革状況を調査~文部科学省
- 宇宙実験を知る 日本マイクログラビティ応用学会による公開講演・公開展示
- 反転授業の動画とパンフレットを公開 ゼッタリンクス(2013年11月15日)
- 自分らしさを伝え、記入・提出を効率的に~ エントリーシート「OpenES」学生登録開始
- 世界に飛躍できる人材を~進学・留学・キャリアの相談・体験イベントを開催(2013年11月14日)
投稿者 kksblog : 2012年02月06日 23:59