●中学生の8割超が将来を具体的に考えている、7割近くが10年後に「不安」も (2012年01月31日)
ソニー生命保険株式会社により、現役中学生男女300名を対象に「将来に関する意識調査」がおこなわれました。
10年後の将来について聞くと、69.4%が不安だと答えました。何に不安を感じますか(自由回答方式)という質問では、「ちゃんと仕事があるかどうか」(中1・女子・秋田県)、「就職できているか」(中3・男子・東京都)、「正社員になれるかどうか」(中2・男子・愛知県) 、「生活できるのか不安」(中2・男子・東京都)などがあがりました。
この他にも、注目すべき回答として、「年金を含めた社会保障制度の崩壊」(中1・女子・神奈川県)、「少子化により負担が重くなる」(中3・男子・東京都)、「原発問題が心配。日本に希望が持てない」(中1・女子・東京都)「地球環境などはもちろんですが日本の国自体に不安を感じる」(中1・女子・宮城県)などもありました。
「あなたは自分の10年後の将来を具体的に考えていますか」という問いには「具体的に考えている」(7.3%)「具体的ではないが、考えたことがある」(70.3%)、あわせて77.6%が考えていると答えました。
中学生が将来やりたいと思っていることと、その理由を調査したところ、「仕事をする」(79.3%)以下、「貯金をする」(66.0%)、「結婚」(62.3%)、「車を買う」(60.3%)などが拮抗しました。
最後に、中学生たちに大人になったら目指したい年収を聞いてみたところ、「年収500万円以上600万円未満」(20.7%)が一番多く、1000万円以上という回答も多く見られる結果となりました。
イマドキの中学生は、私たちが想像する以上に現実的に将来を考えているのかもしれません。先の見えない不安感を少しでも拭ってあげられるように、明るい未来を築いていきたいものです。
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投稿者 kksblog : 2012年01月31日 17:02