教育家庭新聞社
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調査では、毎回、冬ならではのテーマが用意され、エリアごとに見られる文化や特性が解き明かされていきます。第一回目は、冬が本格化して風邪が流行り始める中、「冬の風邪事情」というテーマで調査が行われ、２０，１７５人（男性３５％、女性６５％）の有効回答がまとめられました。

「この一年で何回風邪をひきましたか？」との質問では、全国平均は１人あたり２．３４回になり、半年に１回は風邪をひいていることがわかりました。都道府県別に見てみると、最も風邪をひいた回数が多いのは富山県で２．７６回、２位は沖縄県で２．７１回、３位は新潟県で２．６６回になり、冬に雪が降る北陸では風邪をひく人が多くなりました。

一方、４５位は石川県で１．９５回、最も少なかったのは和歌山県と山梨県で１．９４回でした。同じ北陸でも石川県民は風邪をひく回数が少ないようです。

この結果を男女別にみてみると、男性の平均は２．０１回、女性の平均は２．５２回になり、冷え性が多い女性の方が男性よりも風邪をひいていることが明らかになりました。

年代別では、３０代が２．５４回で最も多く、続いて２０代未満が２．５１回、２０代が２．３４回、４０代が２．３０回、５０代が１．９７回、６０代以上が１．９０回になり、５０代と６０代は風邪をひく回数が他の年代より少ない結果になりました。

このほかにも、「風邪で会社・学校を休むボーダーライン」や「風邪をひいて良かったこと」などの調査結果もホームページ上に記載されています。

風邪をひく回数などでも男女差、地域差があるのは面白いですね。

「日本の風邪事情」調査結果発表。風邪で休むボーダーラインは平均37.9℃／ウェザーニューズ