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大学受験についての考え方 高校生と母親では大きなギャップ (2012年01月16日)

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株式会社ベネッセコーポレーション内のシンクタンク「ベネッセ教育研究開発センター」で実施した、高校生とその母親に向けた大学受験に関するインターネット調査の結果を発表しています。
これによると大学受験については、母親は「学力を伸ばすよい機会」、「成長を促すよい機会」と考えるのに対し、子どもは「失敗し行先がなくなるのが怖い」、「できるだけ楽にすませるほうがよい」という傾向が強く、親子の考え方に大きなギャップがあることがわかりました。

また大学入学後についても、母親は入学後も勉強を続けて欲しいと望んでいる一方、子どもは「大学に行けば社会で活躍するための実力がつく」と考えており、卒業が能力の証と考えているようで、こちらでも考え方に違いかあります。

世代間格差といえるかもしれませんが、親世代はこの不況下の世相を反映してか、大学卒業後の就職について心配をしており、子ども世代は大学を卒業すれば道が開けると楽観視しているようです。

《大学受験の意識調査 結果より抜粋》
● 学力を伸ばすよい機会である (親世代72.8%、子ども世代64.7%)
● 成長を促すよい機会である (親世代70.3%、子ども世代59.3%)
● 失敗し行先がなくなるのが怖い(親世代46.8%、子ども世代62.6%)
● 楽にすませる方がよい (親世代28.8%、子ども世代53.5%)
《大学進学の意識調査 結果より抜粋》
● 勉学に力を入れてほしい、したい (親世代75.1%、子ども世代56.6%)
● 大学に行けば活躍するための力が身につく(親世代65.8%、子ども世代80.9%)
● 卒業が能力の証明になる (親世代49.2%、子ども世代63.5%)
● 周囲が進学するから進学する (親世代28.3%、子ども世代54.1%)

子ども世代は高校生であり社会経験が少なく、夢見る世代とも言えそうな回答ですが、明るい希望を持って現実社会を生き抜く力をどんどん蓄えて欲しいものだと思います。

高校生と保護者の学習・進路に関する意識調査 / ベネッセコーポレーション
「高校生と保護者の学習・進路に関する意識調査(親子の意識ギャップ)」



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投稿者 kksblog : 2012年01月16日 14:23


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