●震災後の節電は8割弱が変化。エアコンVS熱中症が夏の課題。冬の課題は? (2012年01月13日)
Benesse(ベネッセ)の教育情報サイトで、このたび「節電」をテーマに、2,628人の保護者を対象として、アンケート調査が行われました。
2011年3月11日の東日本大震災により、日本は深刻な電力不足に見舞われました。当たり前に使ってきた電気のありがたさを、改めて実感した方もいらっしゃるかもしれない、ということで、震災の前後で、家庭の消費電力にどの程度違いがあるか?また、節電のためにどのような工夫をしているか?など、アンケートでは聞かれています。
まず最初に、「東日本大震災の前後で、ご自宅での節電の取り組みに変化があったかどうか?」聞いたところ、「大震災以後、我が家の節電の変化はとてもある」という保護者は、約2割いました。つまり、約5人に1人は「消費電力に大きな変化があった」と思っている結果となりました。「まあある」を合わせると、節電の取り組みに変化を感じる保護者は、8割近くに達しており、ほとんどの保護者が節電を心がけていることがわかりました。
そして次に、「節電のためにご自宅で何をされたか?」また「節電によって電気の使用量が減ったかどうか?」について聞いたところ、「照明を減らしたり、こまめに消したりといった配慮」という答えが9割以上を占めていました。つづいて「暖房・冷房を減らしている」という答えも8割を超えました。
また、「使っていない電化製品のコンセントを抜いておく」「電気便座の温度を低めに設定する」といった対策も、半数以上の人がしていることが、わかりました。
一方、「冷蔵庫の設定温度を上げる」、「エアコンを使わなくても済むよう、ベランダや庭に水をまいたり、植物を増やしたりする」といった対策は、「した」という人よりも「していない」という人のほうが多い結果となりました。
電気の使用量の昨年との比較では、「少し減ったと思う」という保護者が約5割と、最も多かった一方で、「変わらないと思う」という保護者も4割以上いました。節電の効果は、なかなか目に見える形では現れにくいものなのかもしれません。
このたびの節電の必要性は、どんな人にも響いた課題だったと言えるかもしれませんね。
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投稿者 kksblog : 2012年01月13日 14:16