●国立科学博物館と沖縄・美ら海水族館のコラボレーション「宝石サンゴ展」 (2012年01月12日)
沖縄にある「沖縄美ら海水族館」では、「宝石サンゴ」と呼ばれる美しいサンゴの生態展示を行っています。その「宝石サンゴ」にスポットを当て、現在、東京の上野にある国立科学博物館との共催による「宝石サンゴ展」が行われています。
宝石サンゴとは、古来宝石として利用されてきたサンゴの仲間の総称です。東大寺の「正倉院」にはサンゴ細工の装飾品が納められており、サンゴの歴史の古さがうかがえます。しかし自然史については研究が少なく、現在でもまだ知られていない、謎の部分が多い生物です。
宝石サンゴ展は、3月11日(日)まで、沖縄美ら海水族館の4Fイベントホールにて開催されています。料金は水族館の入館料のみで、特別な入場料は必要ありません。この展示会では、主にパネル展示が行われており、博物館と水族館、それぞれの研究がコラボレーションしています。
沖縄美ら海水族館では、大きな水槽でのサンゴの大規模飼育も行っています。これは「サンゴの海」というエリアの常設展示で、この水槽には屋根がありません。沖縄の強烈な日差しを直接取り込み、また水族館の目の前の沖合いから、絶えず新鮮な海水を供給するオープンシステムで、実に約70種800群体の蔵相サンゴを飼育しています。
さらに「サンゴの部屋」は、サンゴ礁に生息する生き物を分かりやすく知ることができるコーナーです。サンゴ礁の成り立ちについて解説してくれるビデオプログラムの他、サンゴ礁に生息する、毒を持つなどの危険な生物を、模型と実物を対比させながら紹介しています。
寒さが厳しい今年の冬、ここはひとつサンゴを観に沖縄に行ってみませんか?あたたかい日差しと美しいサンゴに、縮こまった心も体もリフレッシュできそうですね。
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投稿者 kksblog : 2012年01月12日 21:51