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●東日本大震災、復旧・復興に関する取組の課題を整理(第一次報告書)~文科省 (2012年01月12日)
文部科学省により、東日本大震災から半年以上が経過した時点で、復旧・復興に関する取組の課題を整理し、教訓などを記録として残し、今後の危機管理等の取組に活用するため、中間的検証が行われてきました。
今回、同省の「緊急時対応体制」に焦点をあてた中間的な検証結果を第一次報告書として公表されました。中間的検証を行うため、城井政務官の下に省内の検証チームを設置し、東日本大震災からの復旧・復興に関する文部科学省の取組を以下の7つの項目に分けて各部局に自己検証を促すとともに、全職員から意見募集が実施されました。
東日本大震災からの復旧・復興に関する文部科学省の取組としては、「緊急時対応体制」、「被災地・被災者への緊急支援」、「学校における教育活動等への支援」、「教育施設の復旧・復興への支援」、「科学技術分野の支援」、「文化・スポーツ分野の支援」、「原子力災害への対応」の7つとなっています。
深掘りして検証を行うべき課題として、学校給食や学校の校舎・校庭などの学校における放射線への対応について。SPEEDIの計算結果の活用、公表や環境放射線モニタリング情報の収集、分析、公表の在り方について。原子力損害賠償制度とその運用について。教員の役割を含め、学校が避難所となった際の対応についての4点が挙げられました。
まだこれから解決すべき課題がたくさん残っているようですが、一歩一歩着実に前に進んでいきたいものです。
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投稿者 kksblog : 2012年01月12日 08:57
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