●都内全ての公立学校が節電に参加、児童生徒は気を配る姿や注意し合う姿勢も (2012年01月11日)
東京都教育委員会により、平成23年7月から9月までの3か月を期間として、「“がんばろう 日本” 節電 アクション月間」が実施されました。
この取組は、今夏に予測された電力不足への対応として、都内公立学校の児童・生徒の「節電の必要性への理解」を深めるとともに、「節電への意識と意欲」を高め、児童・生徒が「節電のための具体的な行動」を実践するために実施されました。
今回の取組の結果として、(1)各学校は、校長等による節電に関する講話を実施するとともに、リーフレットやポスターを活用して、学校における節電に関する取組を推進すること。
(2) 小・中学校等の児童・生徒は、家庭における節電に向けた行動の計画を立てたり、取り組んだ行動を振り返ったりするためのチェックシートを活用して、節電に配慮した行動を実践すること。 そして、(3) 上記(1)(2)の取組を行った学校に参加賞として賞状を授与することが、挙げられています。
さらに、取組の成果としては以下の4点が掲げられました。(1) 都内の全ての公立学校(小・中学校、高等学校、中等教育学校及び特別支援学校)が参加し取組を行ったこと。
(2) 期間中、児童・生徒の姿として、「十分な取組が行われるよう、気を配る姿が見られるようになった」「不十分な取組に対して、注意し合う姿が見られるようになった」などの変容が見られたこと。
(3) 児童・生徒の家庭では、「部屋の電気をつけっぱなしにしないで、こまめに消す」「冷房の設定温度を高めにする」などの取組が行われたこと。
(4) アクション月間が終わっても、「児童・生徒から取組を続けていこうという声が挙がった」「児童・生徒の節電を意識した行動が続いている」といった成果が見られたこと。
電力不足は今年も引き続き問題になるかもしれません。取組を積極的におこなうことにより、子どもたちの意識も大きく変わってきているようですね。
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投稿者 kksblog : 2012年01月11日 22:13