KKSブログ: “学内志塾”　次世代リーダーは私塾で自分を磨く

株式会社リクルートは１月１０日、同社が展開している事業の各領域における２０１２年度のトレンド予測を発表しました。

大学・短期大学・専門学校の進学に関する領域について、カレッジマネジメントの小林浩編集長が、様々な大学で大学の志と学生の志を満たす、少数精鋭でリーダーを育成する幕末の私塾のような『志塾』を新設する動きが相次ぐとの予想を発表しました。

背景として、社会からは「チャレンジできる人材の育成」や「リーダの育成」が求められていること。大衆化した既存の大学の仕組みだけでは満足しない志の高い学生層からより質の高い教育への要望があることがあるということです。

早稲田大学では「大隈塾」、慶應義塾大学では「福澤諭吉記念文明塾」、拓殖大学では「桂太郎塾」が既に開塾されており、他大学でも開設予定があります。

他の領域では、震災での「帰宅難民」体験から首都圏の若めの共働きファミリーの家の選び方として、子どもとの距離の近さと、経済的合理性の両方を実現できる形が注目されていることから、「“職近・親近”　安心距離の家×合理的発想で子どもを守り育てる」などが発表されました。

教育家庭新聞社
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