●スマートフォンで「きぼう」/ISSの目視予報情報を持ち歩こう (2012年01月27日)
地上から高さ約400kmの軌道上で、1日に地球を16周している国際宇宙センター(ISS)、その大きさはサッカー場のフィールドと同じくらいの大きさになります。そしてこの巨大な宇宙空間の構造物は、条件が合えば肉眼で見ることができるのです。
『「きぼう」を見よう』のスマートフォン用ページがオープンしました。これは、「きぼう」日本実験棟/国際宇宙ステーションが、いつ、どの方角に見えるかという情報を閲覧できるものです。スマートフォンでPCサイトと同じURL(http://kibo.tksc.jaxa.jp/)にアクセスすると、スマートフォン向けのページに誘導されます。
スマートフォン版の『「きぼう」を見よう』では、「きぼう」/ISSの目視予報情報を利用することができます。PCサイトでは登録地または緯度、経度を自分で調べて入力する必要がありますが、スマートフォンの場合は位置情報を送ることで、まさに今いるところからの目視予想情報を簡単に知ることが出来ます。
「きぼう」/ISSが目視できる日について、見え始め・最大仰角・見え終わりの時刻、方位角、仰角が一覧となっています。さらに日付をクリックすることで、地平座標表示図で飛行経路を見たり、全店表示で空のどのあたりに見えるかを確認したりすることができます。ただ、地平座標表示図はFlashなので、残念ながらiPhoneでは見ることができません。
また、補足説明では方位角、仰角といった用語の説明、天空通過経路図、地平座標表示図の説明、利用の仕方について図で分かりやすく解説されています。地平線座標表示図では、飛行経路が黄色又は青色で描かれています。これは黄色の場合は可視、青色の場合は不可視ということです。「きぼう」/ISSは自分では発光せず、太陽光があたっていないと目視することはできないので、青色の場合は上空を通過してはいても見えない、ということです。
PCサイトでは、日本地図に軌道と主要な都市からの観測の目安がプロットされています。こちらで日付と時間を調べて、観測地ではスマートフォンでさらに詳細な情報を確認、なんて理想的ですね。モバイル機器を使いこなせば、空を見上げるのがさらに楽しくなりそうです。
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投稿者 kksblog : 2012年01月27日 16:27