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国際宇宙ステーションからのメッセージ〜宇宙サイエンス in 東北大学〜 (2012年01月11日)

fu_28_29_missionlogo_l.jpg2009年3月から約4ヶ月間、若田宇宙飛行士が日本人で初めてISSの長期滞在を努めてから、2009年12月からは野口宇宙飛行士が約5ヶ月半と、日本人宇宙飛行士がISSで活躍しています。そして古川宇宙飛行士が2011年6月より約5ヶ月半滞在し、11月に地球へ帰還したことはまだ記憶に新しいですね。

JAXAは、古川宇宙飛行士 国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在ミッション報告会【国際宇宙ステーションからのメッセージ〜宇宙サイエンス in 東北大学〜】を開催します。古川宇宙飛行士と、3名の東北大学教授が登壇し、古川宇宙飛行士による長期滞在ミッション報告会およびパネルディスカッションが行われます。

日程は1月27日(金)18時から、会場は仙台市にある、東北大学百周年記念会館 川内萩ホールです。参加対象は高校生以上を推奨、参加費は無料ですがインターネットでの事前申込が必要となります。定員が1,000名、応募者多数の場合は先着順となります。

ISS長期滞在ミッション報告会では、古川宇宙飛行士が、ISSでの活動の様子や、宇宙で見たことや観じたことなどを、写真や映像を交えながら報告してくれます。古川宇宙飛行士は「きぼう」日本実験棟の実験運用のとりまとめや、医師であることを活かしてクルー・メディカル・オフィサーに係る任務、さらに一般から募集した「宇宙医学にチャレンジ!」「宇宙ふしぎ実験」にも取り組みました。

さらに、東北大学から始まる「きぼう」での利用実験の紹介およびパネルディスカッションが行われます。サブタイトルを「重力のない世界で初めて知る世界」と題し、以下の3つのテーマを取り上げます。
(1) 植物の生長に不可欠な重力〜重力が無いとどうなるの?〜
(2) 小さな宇宙の戦士〝線虫〟が教えてくれる筋肉の世界
(3) なぜ宇宙でタンパク質の結晶なのか?〜良い結晶ができる仕組みを探ろう〜

宇宙へ行くことが目的だった冷戦時代から、今は各国が協力して宇宙開発を行う時代になっています。その象徴でもあるISSでは、地上では行えない実験が世界各国から集まったクルーによって行われ、地上の私たちの生活に役立つことが期待されています。報告会で、宇宙へのあこがれや先端科学への興味がより深まりそうですね。

JAXA|国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在ミッション報告会開催について



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投稿者 kksblog : 2012年01月11日 16:08


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