●3DCGで伝統的民家や食空間の移り変わりをバーチャル体験できるDVDソフト (2012年01月24日)
私たちが暮らす家、そして毎日囲む食卓は、当たり前のようにそこにありつつも、時代とともに少しずつ変化しています。たとえば家族があつまる場は、昭和の半ばは茶の間でありキッチンから独立しているのが普通でしたが、現代ではリビング・ダイニング・キッチンがつながっているのが主流になっています。
メガソフト株式会社は、白川郷の合掌造りなど伝統的民家や、戦前から現代までの食空間の変遷を解説ページと3DCG動画で学習できる学校期間向け教材DVDソフト「3DCGで学ぶ伝統的民家と食空間の変遷」を1月17日より発売しました。3DCGによる画像と動画で、臨場感あふれる体験をしながら学習できます。
このソフトは中学・高校の家庭科や大学の住居学、食に関する授業、研究に活用できる教材です。「住」では合掌造りのほか、京町家、沖縄の伝統的民家などを題材として、地域の気候風土に合わせた住宅の工夫や間取りと住まい方の関係について、理解を深めることができます。「食」については戦前から現代までの食空間の移り変わりについて、視覚的に学べます。
合掌造りの家は、地理の教科書などで写真を見たことがある人は多いでしょう。しかしその詳細な間取りについてはどうでしょうか。このソフトでは、間取り構造について詳細な解説が見られるほか、住空間を立体的に再現した3DCG映像によって、その場にいるかのような体験ができ、さらに3Dウォークスルームービーでは実際の住居の中を歩いているような感覚で伝統的民家を体感できます。実際の建物では見ることのできない、構造部分もCGで再現されており、さらに住空間への理解が深まります。
食に関しては、食べるところと作る場所、つまり居間やダイニング、そして台所に関して大きな変遷を遂げてきました。昭和の家の間取りを再現した映像や、食空間の移り変わりを開設してくれる3Dイラストなどでわかりやすく学習することができます。
私たちの暮らしの基盤となる「住」と「食」について、より深く学べるソフトで、学習により広がりが生まれることが期待できそうですね。
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投稿者 kksblog : 2012年01月24日 11:33