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今年も空が見逃せない?2012年のおもな天文現象:国立天文台 (2012年01月14日)

moonvenus_120113.jpg12月にあった皆既月食は、家族や仲間で多くの人たちが観測したのではないでしょうか。夜空に赤銅色の月が浮かんでいる様はとても幻想的で美しい眺めでしたね。

国立天文台の暦計算室トピックスに、2012年のおもな天文現象が紹介されています。2009年の皆既日食に続いて、今年の5月には金環日食を日本の太平洋沿岸地域で見ることができます。さらに6月には金星日面経過、8月には金星食があります。

金環日食は5月21日の朝、6時6〜33分ころから始まり、7時13〜49分ころに食の最大、8時29〜9時17分ころに終わります。ちょうど食の最大が通勤・通学時間にあたり、暗くなって動物たちが騒ぎ出す様子が街のあちこちでみられるかもしれません。観測するときには日食グラスやピンホールカメラなど、安全な方法で行いましょう。皆既日食のように完全に隠れるわけではないので、食の最大時にも日食グラスが必要です。また、日食グラスを使っていても、ずっと太陽を見続けるのは目に負担がかかり危険です。連続して見るのは2〜3分にとどめておきましょう。

金星日面経過とは、太陽-金星-地球がほぼ一直線上となり、地球から見ると金星が太陽の前を黒い点となって横切っていく現象です。日食の月が金星に置き換わったようなものですね。6月6日の14時頃より、全国で見られます。これは非常にまれな現象で、8年、121.5年、8年、195.5年という周期で繰り返すのです。前回は8年前の2004年でしたが、次回は105.5年の2117年までないので、今回は絶対に見逃せないチャンスと言えるでしょう。これも日食グラスなどを用意して、安全に観測しましょう。

金星食は、金星-月-地球が一直線に並ぶ現象です。8月14日の午前3時頃、石垣島などを除くほぼ全国で見られます。月が金星の前を横切って金星を隠してしまう現象で、今回は新月前の細い月に金星がくっついて隠れていくように見えます。月の暗い側から出てくるので、地域によってはトルコ国旗のように見える場合もあるようです。さらにペルセウス座流星群の極大も近いので、流星も楽しめるかもしれませんね。

金環日食、金星日面経過、金星食と「金」つづきの2012年は、ロンドンオリンピックの年でもあります。こちらも「金」ラッシュになるよう期待したいですね。

2012年のおもな天文現象|国立天文台



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投稿者 kksblog : 2012年01月14日 16:27


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