●2011年の春夏秋冬を振り返る ウェザーニューズの「体感季節」分析 (2012年01月16日)
小さな子どもに「冬っていつから?」などと質問されたことはありませんか?なんとなく「○月から△月まで」とは思うものの、その前後でも寒い日は寒いし、その中でも暖かい日は暖かいし、なかなか答えるのが難しい質問です。
株式会社ウェザーニューズは、2011年の1年間に30万人のウェザーリポーターから寄せられた体感報告のデータを分析し、結果をまとめて発表しました。「体感報告」とは“厚い”“肌寒い”など、今現在感じている体感をスマートフォンや携帯サイトを通じて送られたもので、気温や観測機からではわからない季節の長さ、気温と体感の変化の相違点などが新しく見えてきました。この結果、2011年でもっとも長かった季節は“冬”で“夏”の2倍の長さに感じられているということです。
全国の調査結果を細かく見てみると、冬をもっとも長く感じたのは秋田県で、なんと半年にも及んでいました。2011年は3月が過ぎてもシベリア高気圧の勢力が強く、春を感じる“暖かい”などの体感の報告が遅くなったようです。一方で南の沖縄ではどうだったのでしょうか。沖縄では夏に続いて冬の期間が長く、1年の4分の1にもおよんでいました。
関東では夏が長かったようです。2011年は7月上旬に太平洋高気圧の勢力が強まり、いつもより早いタイミングで梅雨明けしたため、“暑い”と感じる報告が増えたようです。さらに9月中ごろにも太平洋高気圧の勢力が強くなり、晴天で厳しい残暑が続きました。このため、関東では夏が一年の4分の1にもなったという結果でした。
天気は気温や湿度、風などのデータであらわせますが、「暑い」「寒い」といった人間の感覚を参考にしたいこともありますよね。情報を受け取るだけでなく、発信する側にもなってみるのも面白そうです。
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投稿者 kksblog : 2012年01月16日 23:56