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日本の教育を考える10人委員会が 2011年度提言「地域の核としての学校づくりを」を発表 (2012年01月05日)

2004年発足の有識者会議「日本の教育を考える10人委員会(委員長:佐和 隆
光 滋賀大学学長)」は、2011年度提言「地域の核としての学校づくりを~学
校と地域の有機的な連携に向けて~」を発表いたしました。本提言は、当委員
会にて実施した住民アンケート(2011年8月実施)及び教育長・首長アンケート
(2010年10~12月実施)を基に、学校と地域の関係構築のために5つの課題につ
いて提言を行った。詳細
5つの提言は以下。
1.学校のニーズと地域資源のマッチング
・学校と地域とが連携して活動するための協議の場を設けること。また、行政はその支援を行うこと
・地域コーディネーターの育成・充実を図るために、教育委員会が研修や交流の機会を提供すること
・地域の公民館や図書館など既存の施設と連携し、学校と地域住民・公私団体等とのネットワークを築くこと

2.学校・教職員の連携にかかる負担軽減
・地域との連携に関わる手引きを教育委員会等が作成し、現場の負担を軽減させること
・地域との連携に関わるリスク部分について、補償の仕組みを国や地方公共団体が整備すること

3.学校・地域の人材確保
・学校に連携担当教職員を新たに配置し、連携に関する権限を持たせること
・学校のニーズに対し広域で対応できるよう、教職員経験者など多様なボランティアの人材バンク化を進めること
・学校に「地域連携室」を設置し、外部の関係者の連携活動のスペースを校内に確保すること

4.地域連携を支える予算措置
・地域連携を支える予算措置の拡充を行うこと

5.東日本大震災からの教訓 ~新たな教育の実現に向けて~
・子どもたちの教育の機会均等を確保し、豊かな学びの環境を早急に整えること
・子どもたちの命と人権が尊重され、生きる力を育むことのできる豊かな教育を行うこと
・学校を地域のコミュニティ拠点・防災拠点として整備すること
・学校を中心に、地域と連携した防災教育を実施し、地域の安全を確保すること



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投稿者 kksblog : 2012年01月05日 15:36


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