教育家庭新聞社
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平成２３年１０月末における高等学校卒業予定者の就職内定率（就職内定者の就職希望者に対する割合)は５８．６％で、昨年同期から１．５ポイント上昇しました。

男女別で見ると、男子は６２．６％、女子は５２．９％。昨年同期比で、男子は１．１ポイント、女子は２．１ポイント、それぞれ上昇しました。

学科別だと、就職内定率の高い順に、「工業」（７６．４％)、「福祉」(６７．０％)、「商業」(６０．９％)、「水産」(５９．８％)、「情報」(５７．９％）、「農業」（５７．３％）、「総合学科」（５６．３％)、「家庭」(５１．８％）、「普通」(４４．９％)、「看護」(４２．３％)（その他の学科は除く）となりました。

都道府県別では、就職内定率の高い順に、富山県（７７．１％）福井県（７６．８％）、岐阜県（７５．６％）、愛知県（７３．８％）、石川県（７３．２％）、三重県（７３．２％）。就職内定率の低い順に、沖縄県（２４．６％）、北海道（３４．３％）、青森県（４６．５％）、宮城県（４７．４％）、福岡県（４８．８％）です。

被災３県の就職内定率は、岩手県６６．２％（前年同期比４．６％増）、宮城県４７．４％（７．６％増）、福島県５６．０％（３．９％増）となりました。

就職状況はまだまだ良い状態とは言えませんが、少しばかり改善したようです。今後子どもたちの見る未来が明るくなっていくように、希望のもてる社会づくりが大切な課題となりそうです。

平成24年3月高等学校卒業予定者の就職内定状況（平成23年10月末現在）に関する調査について：文部科学省