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幼児の発達に運動遊びは重要~ベネッセ次世代育成研究所 (2011年12月19日)

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ベネッセコーポレーションに、妊娠出産、子育て、保育・幼児教育、子育て世代のワークライフバランスを研究するベネッセ次世代育成研究所があります。家族と子どもが「よく生きる」ための学術的な調査研究と体系的な理念の構築を行なう一環として、『これからの幼児教育』が年3回発刊されています。

最新の2011年秋版は、幼児の発達のおける運動遊びの重要性と、運動遊びを行なう際に避けて通れない「ケガ」への対応を第1特集のテーマとし、「運動会」を活用した保護者とのコミュニケーションを第2特集として取り上げています。

幼児期の子どもにとって、運動遊びは成長に欠かせない大切なもの。健康な体の発達はもちろん、豊かな心を育むためでもあります。しかし、最近の子どもの運動能力は25年ほど前に比べて低下しているそうです。のめり込める遊びで幼児の心と体は育つとして、広いスペースがなくても気軽に遊べる運動遊びを紹介しています。

運動遊びと切り離せないのが「ケガ」。豊かに遊び、保護者が子どもの体を知ることで、ケガをしにくくなります。ケガをしやすい子どもは、自分の行動の結果を想像し、考えながら行動することが苦手だったり、手指を使ったいろんな動きが日常生活に乏しいことも原因にあるようです。ケガを防ぐためには、身体機能の向上だけでなく、心と体のバランスも大切としています。

「運動会」は、子どもの成長や園の教育・保育について保護者が知ることのできるよいチャンス。しかし、勝敗や出来不出来に強い関心をもつ保護者も少なくないようです。「運動会をどう見るとよいか」を理解することで、園と保護者が子どものの育ちを共有し、信頼関係を深められると考えられます。

特集のほかに、「データから見る幼児教育」コーナーもあります。今回は「震災後、各園が見直した災害時の対応策とは?」です。災害時の対応策を考える材料として活用できそうです。

このような幼児教育の在り方についての情報発信により、幼児教育向上や保護者の理解につながり、よりよい子育て環境になるといいですね。


これからの幼児教育 2011秋|ベネッセ次世代育成研究所



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投稿者 kksblog : 2011年12月19日 16:41


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