●「科学の甲子園」開催100日前カウントダウン記者会見 (2011年12月15日)
全国の高校生が学校対抗で科学の知識・技能を競う「科学の甲子園全国大会」第1回大会(平成24年3月24~26日)の開催100日前に記者説明会が行われ、競技概要やマスコットキャラクターの発表が行われました。「科学の甲子園全国大会」は、「広げよう科学の輪 活かそう科学の英知」をスローガンに、科学好きの裾野を広げ、さらにトップ層の学力伸長を目指して、今年度から開催されるものです。「世界でトップレベルの学術研究者」「モノ造りを担うエンジニア」「そうした人材を育成する有能な教育者」といった人材育成の基盤となる大会を目指しています。
各都道府県ごとに高校1,2年生6~8名の学校単位チームで代表選考が行われ、全国大会出場チームが選ばれます。全国大会は兵庫県立総合体育館を会場に、筆記容疑と実技競技に取り組みます。各チームから競技ごとにそれぞれ数名が参加し、問題を分担・相談しながら協働で課題に取り組み、成果を競います。
競技は高校の学習範囲から出題され、記述競技と実技競技の合計点で争われます。筆記競技は、理科、数学、情報の中から、知識を問う問題および知識の活用について問う問題が出題され、教科・科目については、その枠を超えた複合的な問題も出題されるということです。
また、実技競技は実験系と総合系の2つに分けられています。実験系は、理科にかかわる実験、観察などを競う課題が、実験系は科学的知識を応用して、物作りの能力、コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力などを用いて課題を解決する力を競う課題がそれそれ2つずつ出されます。
今回が第1回となる「科学の甲子園全国大会」ですが、都道府県ごとに行われる予選には多くの高校生が参加しています。
現在までに4、000名を超える高校生が参加して都道府県別の予選が開催され、37道府県と特別枠1校の計38校の代表校が決定しています。
残りの10校も2月までに決まる予定です。
マスコットキャラクターとして、兵庫県立伊川谷北高等学校の久宗千夏さんがデザインした「アッピン」が発表されました。名前はアイディアがひらめく時「あっ! ピンときた」から考えたということです。
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投稿者 kksblog : 2011年12月15日 21:09